月別アーカイブ: 2010年1月

居ビールの店で・・

宝物館最後の部屋の壁には
各王国の木彫りの紋章が飾られています。
空爆でかなり痛んだのですが、再現されています。
「いいだろうな?」と、添乗員さんが言って、古い紋章を
触らせてくれます。かなりごつごつして無骨な物です。

ここで観光は終わり、午後は自由観光です。
O女史が「エレベ川沿いに素敵なレストランを見つけて」と、
言ってますので、我ら障害者組は着いて行きます。
宝物館を裏手の方に降りていくと、エレベ川と道を挟んで
其の店は在ります。港町の倉庫の風情です。
背の高いウエイターさんが出てきて、車椅子さんを
入れてくれます。其処は地ビールの居酒屋さんだそうです。
地ビールを、ソーセージとガチョウのピリ辛焼きを取って、
それぞれ添乗員さんに取り分けてもらって頂きます。
このソーセージは今までで一番美味しかったです。
ドラマや映画のロケにどうでしょうか?

聖母教会のミサの時間に少し有るので、
車椅子さんと僕は一度ホテルに帰ります。
ドレスデンのホテルでは皆さん同じ5階なので、
何かと助かります。「じゃ3時半に・・」
此処でホテルに帰れて良かったです。
夕刻の寒さに備えて、下に一枚重ねます。ほっ!あったかい

宝物館!

科学館やオペラ座の建物を外から見ます。
オペラ座はイタリアルネッサンス時代の貴族の別荘風で
デザインが気に入ります。中も見たかったです。
それから、今日のハイライト、青天井の宝物館に入ります。
「盲導犬は入れないかも知れません」と、
言われていましたが、
現地ガイドさんのお陰かな?で入る事が出来ます。
ドイツの盲導犬事情は知りませんが、
もし、トレイス君が初めての入館であれば、
ドイツの盲導犬界に大きな貢献をした事に成りますね。
其れだけでも苦労して来た甲斐が有ります。

アウグスト強王の集めた宝物の館です。
盲導犬は入る事が出来ましたが、かなり厳しいです。
リュックやバック、小さいポシェットも持って入れません。
コートも預けさせられて仕舞います。
そうですね。金銀宝石の山ですからね。
ここでは日本語の音声ガイドを使っての説明が有ります。
各部屋ごとに詳しい解説が聞けますが、
以前にテレビで見た宝物を思い出し想像するばかりで、
目の前の本物は全然見えません。
ダイヤモンド宝飾品のコーナーだけは、
照明にきらきらと眩しく輝くのが、光の加減で見えます。

青天井の宝物館は黒っぽくて重々しく
何処か魔法の館の様な風情ですが、
再建されているせいか、内部はシンプルで、
展示棚も何処か博覧会場の様な軽さです。
テレビで見た時の荘厳さは感じません。

再現された格子窓は金の入った赤のステンドグラスの
今の時代に通じるモダンさで、良い感じです。

石の街は足元から冷えます!

失敗 大失敗です。
ドレスデンの街は小さいです。
今日は歩いて観光です。
今日こそ一枚重ねて来るべきです。
ホテルは我らの直ぐ後です。
走って帰って、着て来たいです。
トレイス君には防寒コートが不評だったので、
Tシャツの上にレインコートを着せてきました。
風もとうさ無いし、雪が降っても大丈夫です。

ドレスデンはアウグスト強王の時代ですから
後期バロックの建築物の宝庫です。
バロック建築と言えば、どこか捩れていて怪しげです。
教会に入ります。中は何も有りません。
正面に大きなパイプオルガンが有るだけです。
正面にパイプオルガンが在るのが珍しい、と言ってます。

外に出ると、「日本の方ですか?」と、声を掛けられます。
「盲導犬と飛行機で来たんですか?」
「私の妹も盲導犬と居るのですが、如何すれば来れますか?」と、聞かれたのです。
「成田空港の検疫係りに問い合わせてください」と、
答えます。
添乗員さんが「俺の会社に」と、控えめに言ってます。
あ!そうです。今ならノウハウがぱっちりです。

次の聖母教会に向かいます。
その道沿いの建物の壁一面に、
紋章が極彩色で描かれています。
何だかビヤホール見たいです。
聖母教会に入ります。中は少しは暖かです。
ほんとだ!此処のパイプオルガンは後に在ります。
此のパイプオルガンは奇跡的に空爆にも破壊されず
当時のままだそうです。
「4時からミサが有って、演奏されますよ」と、言ってます。
聞きに来なくちゃ!!

エルベの古都

話しは09.12月14日です。
今日はエルベのフレンツェと、言われる
文化と芸術の街、ドレスデンの観光です。
街の85%が第二次世界大戦の爆撃で壊滅し
近年、その瓦礫を拾い集め、パズルの様に組み合わせ
再建されたのは有名です。
今回のツアーで一番来たかった街です。

昨夜はちょっとしたバトルがあって、
其の話しを書くと暗くなりそうです。
新春に相応しくないので後日書きますね。
朝食の時です。
「昨夜は言い過ぎました」と、O女史が言って、
お詫びにバイキングを手伝いますと、言って来ます。
「えー」とは思いましたが、誰かに手伝って貰わないと
暗いレストランでは動きが取れないのでお願いします。
席は変わらず、目の不自由なご夫婦と
車椅子さんと僕で4人です。
お母さんが「障害者同士仲良くしましょう」と、
ぽつりと言います。何だか寂しい感じです。
此のレストランは、ジャムやバターや砂糖や塩が
テーブルの上の小さな棚に在ります。
いろいろ手で探って、車椅子さんに見てもらって。
それなりに和やかな気分に成って食べます。
今日の観光出発は10時、ゆっくり朝食が食べれます。
頼んでおいたオムレツが来ます。
中がとろとろで野菜が入っていて美味しいです。

さあ!観光です。今日は雪が降ってません。
昨日は雪、凄く寒いと思って、下着を重ねて出掛けました。
するとです。バスの時間も長かったし、レストランも
美術館も暖房がんがんで、蒸れてしまいました。
それで、今日は一枚減らします。
まず、ホテル前の広場からガイドさんの説明です。
石畳に立って、其処にある王様の騎馬像や建物の
話しが始ります。
ぶるっ!足元からひゃっとした空気が伝わって
凍えるように冷えてきます。失敗です!