月別アーカイブ: 2013年8月

先祖の霊を背負い子で・・・

 お盆になりました。
お墓や道路や街に帰省者が目立ってます。

 お盆の行事にには 地域によって鯛が居ますが・・
先祖の霊が帰って来る!のは間違い無いようです。
自宅の角先で迎え火を焚く!ところとか・・
お墓で焚く所とか・・盆灯篭を下げるとか 色々です。
胡瓜や茄子で馬を作り 先祖の霊さんに楽してもらおう!
と 言う風習も在りますね。

 我が家あたりでは・・亡くなったばかりの新盆は
帰るのに迷ってはいけないと
お墓で青竹を燃やし ボンボン言わせてお迎えします。
 二年目からは・・お墓に背負子を持って
先祖の霊をお迎えに行き・・背負って帰ります。

 今年は此の世は灼熱地獄です!
折角 彼の世の蓮の花の咲く池の辺りで
のんびりしてられるのでしたら・・
霊の方々も涼しくなって帰っては如何ですか?

夏休み最後の三日

 とうとう明後日で夏休みが終り!って日です。
海水浴やお盆と何と無く遊んで・・
心の何処かで・・宿題しなくちゃ!と思いつつ
怠惰に過ごし・・そろそろ焦ります。

 夏休みの学習帳も歯抜けの様に出来てません!
まあ 出来ていない所は分からない問題です。
自力では如何しようも有りません。
近所の真面目な女の子の力を借りる事に・・
わー きちっと出来てます。
ちょっと借りて来て丸写しです。
 学習帳は完了です。
工作 学習帳と他力で出来上がりです。

 プリントとか本読みとか何と書く
喉に小骨が挟まってる感じですが・・・
もう一枚 絵でも描いておこうか・・と
二枚目の写生に頑張ったりします。
そして 夏休みは終わりです。

 小学校高学年 中学と進むにつれて・・
宿題を気にしてると 何だか夏休みが
すっきりと楽しく無い!
其れで ある時期から宿題はしない!
と潔く決めます。

絵日記の天気欄は・・!

 夏休みの宿題と言えば・・
これまた難題の絵日記があります。
絵や文を書くのは其れほど嫌でもなかったのですが・・
従来の怠け癖で 何日か溜ってしまいます。
海水浴に行ったとか 大きなイベントが有れば
記憶を頼って 思い返せば何とかなりますが・・

 朝起きました。御飯食べました。昼寝しました。
の一日では如何しようもありません。
 其の日の天気も思い出せません。
今頃ならネット検索をすれば 
そんな子供の為のサイトも きっと有るんでしょうね。
あーそうそう電話で答えてくれる蚊も知れません。

 日々の絵日記で天候にも興味を待たそう!と
考えてるのか 温度も書き込む欄があります。
天候は 二日 三日前なら 周りに聞いて回り
皆の記憶を寄せ集めれば 何とか成るけど・・
温度は誰も見てませんよね。
まだまだテレビも普及してなくって・・
昨今の様に耳にしません。

 昨日も今日も 我が地は37℃を越えてます。
思い起こしてみると・・
僕の小学校の頃は30℃前後で
33℃を超えるのは 夏休み中に3度程度だったような?

父の工作・・!

 僕らの頃は 自由研究等の宿題は無かったが・・
図画 工作 作文 などがあり、
かなり教育的にも力を入れてた様な・・?
学校コンクールや市内 県内 全国展と選ばれて
スポーツ大会並みの選抜態勢でした。
 かと言って 僕はあんまりがんばったとか・・
選抜された記憶も無いです。

 友達の所で遊んでいると・・
ワン吉君のお父さんが水鉄砲作ってたよ!と
誰かに伝えられます。
 急いで帰ってみると 父は大きな竹を切って
立派な水鉄砲を拵えてます。
 あっ!そうそう 夏休みの学習長に
水鉄砲を作ってみよう!ってページが有りました・・
理科の実験で空気圧を知ろう!ってところです。
 
 父は とても器用で綺麗に出来ていて
水も良く飛ぶ立派に仕上がってます。
 姉の小さい頃も バケツやスコップと砂遊びセットを
竹細工で作ってもらった!って話も聞いた事があります。
 
 僕は父と正反対でとても不器用
其れで僕は 何食わぬ顔で 其の水鉄砲を
夏休みの工作として持って行きます。

夏休み前期・・

僕らの頃は夏休みは 
7月26日〜8月25日の一ヶ月でした。
其れで10日づつ 三期に分けて計画です。

 ・先ず 最初の10日間で
宿題 夏休みの学習長などを終わらせる!
・真ん中の10日間はお盆も挟むので・・
お爺ちゃん所へ行ったり 遊ぶ!
遊ぶ間に工作や図画を頑張る!
・採集の10日間は 宿題の整理
一学期の復習 二学期の予習・・本読み等・・

 此の計画どうりに出来ると・・
どんなに充実した夏休みでしょうか・・
 あーぁ 夏休み3日目に挫折です。
学習長は簡単な所を ちょこちょこっとやって
マンガに集中 ぶらぶら遊んでばかり・・
夏休み最終三日前まで顧みません。

暑+熱=?

 クールシーツを見に行きます。
うーん さすがヒンヤリかな!と思って撫で撫で・・
でも此処はエアコンの利いた店内・・
効能のほどは分かりかねます。

 昨夜 お布団がほっかほっか!
今日はヘルパーさんに布団を干してもらったかな?
いやいや 今日はヘルパーさんの来ない日です。
エアコンを強くしても布団は冷えません!
今日は其れほど暑いのだ!
やっぱりヒンヤリシーツを買わなくちゃ・・・
でも 可笑しい?何時まで経ってもエアコンの効果無し・・
布団の裏に手を入れると裏も ほっかほっか??

 わ わ わ こりょ大変
布団のヒーターに電気が入ってます。
なんてこった 此の熱帯夜に
ヒーターまで入れてしまってます。

海水欲の後遺症・・!

 海で冷えた体を温めるには・・
飴湯が一番 飴湯はなんだったんでしようか?
甘く 生姜たっぷり・・・
海水を飲んでひりひりの喉が和らぎ・・
温まります。
コップ一杯 十円の温かい飲み物です。
でも う うどん一杯 二十円から二十五円の時代
今思うと 結構 ぼってたな!と・・

 海水浴場での午後は 大人は借り切った海の家で
ゴロゴロ昼寝です。しかし 子供の我らは
今日だけの 快楽を貪ります。
またまた海に出て貝を掘ったり・・浮き輪で浮かんだり・・
そして・・唇が紫に成るまで 海を味わいつくします。

 あー 満喫の満足で 帰った 其の夜です。
くたびれ果ててるのに眠れません。
背中が火事??燃えるように熱くって!痛くって!
真っ赤に成って 水脹れが出来て・・
 日頃 露出してなかった背中を・・一日中
真夏の炎天下に曝らし・・大火傷です。

 あのタイヤの浮き輪に乗って
なるべく布団に触らない様 冷やしながら眠ります。

八月最初の日曜日・・

 僕らの子供の頃は 夏休みは7月25日から
そして8月の最初の日曜日は
子ども会の海水浴日です。
 貸し切りバスで行ったのか?な・・
もしかして戦後を引きずっていた頃だから
国鉄の各停列車で ぞろぞろ行ったかも知れません。
海水浴場の場面は思い出しますが・・

 当事の夏休みの娯楽と言っても
学校にもプールも無し!テレビもゲームも無し!
かき氷やアイスキャンディーを買い食いするのが
最高の贅沢!です。

 その子ども会の海水浴は最大のイベントです。
海水パンツも用意して 何日も前から履いて
畳の海で 平泳ぎ 背泳ぎ クロールと練習です。
当事 僕は 未だ泳げませんでしたがね。

 其の一日を目いっぱい楽しまなければ・・
一分 一秒たりと無駄にしてはいけません!
お昼だよ!って親達が呼びに来ます。
長時間 海に浸かり過ぎて・・唇は真っ青!
手足はしわしわ がたがた震えが来ています。

なすびぃーこ

 我が家辺りの農家では・・
現銀収入として 煙草の葉つくりが盛んでした!
麦と稲の間に作るのです。
そして暑い夏に 葉を乾燥させます。

 村落の あちらこちらに葉を乾燥させる
荒壁ぐくりの乾燥場が在ります。
夏の夜に 一晩中 火が焚かれます。
オジサン達が縁台将棋なんかしながら火の番です。

 其処へ 大きなボテ茄子を持っていって
丸ごと火の中に放り込んで 焼いてもらいます。
暫くすると ボテ茄子の丸焼きです。
未だ焼き炭のように熱い焦げた皮を
ひぃひぃ言いながら剥いて 生姜重油出食べます。

 お母ちゃん 今晩のおかずは何?って聞くと・・
母は なすびぃーこ だよ!って其の夜は答えます。
 びぃーこ は 此の辺りの方言で魚のことです。
今夜は魚のご馳走だよ!って洒落てるのですが・・
魚嫌いの僕は びぃーこ!より 茄子びぃーこの方が
小骨にも悩まされず良かったですが・・・

 乾燥場もボテ茄子も見なくなりました。

タイヤの浮き輪

 むかーし 60年も前の話です。
夏に成ると 我が家にタイヤの浮き輪が登場します。
タイヤの浮き輪!って言ってますが・・正確には
タイヤの中のチュウブです。
ちょっと大きかったからトラックのチューブ?
其の頃 流行っていたオート三輪のだったろうか?

 サッシや網戸の無い 障子や雨戸の野頃ですから・・
寝室には大きな蚊張を架けて寝てます。
僕は蚊張は海 大きなタイヤの浮き袋でバタバタ泳いで
海に行ける日を夢見てました。
タイヤの浮き輪はゴム製ですからひんやりして枕にしても
気持ちが良かったです。
 お父さんは団扇の上に乗って
ぷかぷか浮かぶ気分で寝て今居ます。
布団から体が浮いて涼しかったでしょう。

 もちろんタイヤの浮き輪は海にも持って行きます。
まだまだキャラクターの絵の付いた浮き輪が少なく
タイヤの浮き輪は大人気!
子供なら2人 3人は つかまっても大丈夫・・
ゴムボートの代わりにも成ります。
しかし 大きなポンプが無いと膨らませないので・・
膨らませたままの持ち歩きは大変でした!