月別アーカイブ: 2015年11月

秋の深まりに・・

朝晩は マフラーにコートが欲しいほど
すっかり寒くなりました。
 気が着くと アトリエの高い窓
まだ ちょっと空かせたままです。
天井の無い吹き抜けだから 窓までは高い
脚立を立てても てっぺんで立たねば届きません!
 先日の椅子からの落下が頭によぎり
腰が引けまが 恐る恐る立ち上がり
そして背伸びして おっとと 壁にへばりついて
やっと無事に閉められます。

 ピーちゃん まだ夏毛のままだね!って
姪に言われてます。
 我が家に来た頃は 抜け毛の真っ盛り
毎日毎日 此れでもか?と ブラッシング
すっかり すっきりしましたが・・
そのまんま 秋の深まりに対応してません!
急いで毛を増やさないと風邪ひくよ!

 そんなこと言って 
僕も毛布を出し忘れてます。
押入れの前に大型テレビと 重ーいベットが
ちょっとやそっとで動かせません!
今夜はひざを抱いて寝なければ・・!
ネコの様に丸まってるピーちゃんと相似形です。

お金の流用の付け

トレ君の抜け毛に合わせて買った
サイクロンの掃除機
トレ君の引退をまじかに
それを待たずして壊れてしまいます。
姪の嫁入り道具の古い二十年前もの
掃除機を借りて 使っています
 それもコンセントの所が壊れていて危うい!
やっぱりピーちゃんの為に 軽快なのを買いましょう。

 朝食のパンが焦げます。
此れはいつ 買ったんだっけ!
三十年以上前の様な・・?
 境目の網が破れて 直接熱がパンに
当たってしまうので 焦げるのです。
レトロな感じがすきだけど・・
実用には向かなくなってる様な
此れも 買い替えましょう!

 で お金を用意します。
友達から昼を誘われます。
御飯の後 骨董屋でも覗こうか?と言います。
骨董屋 久しぶりですね!
 そうそう 高松の骨董市に行く予定でしたが・・
都合で行けなくなります。
では 此処で目の保養をしましょう!

 古いラジオ 使えないけど味が有る!
ロウソクのランプ すっきりしたデザインが気に入ります。
欲しい!心が疼きます。
あっ ポケットには掃除機とトースターのおかねが在ります。
此れで買えるな! 悪魔が囁き 必要でもない物を 
持ち金全部叩いて 買ってしまいます。
お金の流用で 暫く壊れかけの
掃除機とトースターをだましだまし
使わねばいけません! あー やれやれ

拝殿の中に・・

 ついたちは鎮守の神様にお参りします。
ピーちゃんは 参道をちゃんと歩いて 配電に
拝殿まで案内してくれます。
 拝殿に到着 では参拝を・・
うーん 鈴のひもが分りません!
ピーちゃん 其処までは教えてくれません
頭上の空中に手を泳がせていると・・
 拝殿の中から サラサラと衣擦れの様な音が
微かに聞こえてきます。
 今日は天候も悪く 六時半を過ぎても
森に囲まれた拝殿は暗く おついたち参りの
人たちの気配も在りません!

 えっ もしかして神様のお出まし・・
僕らの祈りが通じて降臨されたのでしょうか・・?
 そう思い 耳をそばだてますと
微かな衣擦れの様な音が ガサゴソと神秘的
でない 下世話な音に変わります。
 うっう 拝殿のなかに盗賊の一味でも?
潜んでいるのか など時代劇の読み過ぎの様な
妄想が湧きおこります。

 ピーちゃん やばい 逃げようか!
怖いもの見たさも在って・・
意を決し お早う御座います!とあいさつします。
暗い拝殿の中からも お早う御座います”と
神主さんの声であいさつが帰って来ます。ほっ
 鈴のひもの市を教えてもらいます。
では 心落ち着けて・・
日頃の平穏の感謝を礼拝しましょう。
よっ よ お賽銭持ってません!
神主さんが目前に居ます。ごめんなさい!
神様 時を改めて 参ります。
礼拝もそこそこに 逃げ帰るのです。
られられ