パリの市立美術学校で知り合った 女性から スペインに来たら寄ってね!と 手紙をもらって いたので その住所の バルセロナ 近郊の避暑地に 行ってみることにします。 列車で見え機ほど 南に下ったところです。
手紙に書かれていた 宿舎は駅のすぐ前です。 宿の所で 手紙を見せ この女性は イルカと聞けば・・・ なんてこっちゃ 昨日 パリへかえったよ!というではないですか!? またまた この旅行に付きまとう ボタンのかけ違い的 負の連鎖の始まりですか??
でも 折角来たので せめて一泊で元 部屋はあいてませんか?と 問えば 残根にも 空室はない と言われます。 あーもう 僕もパリに変えちゃおうかな? がっくりと 気力を失います。
月別アーカイブ: 2023年7月
夕ドラー48
スペインの小さな村をめぐってきた目には バルセロナは 都市の様相です。 駅で荷物をア付け 美術館に向かいます。 2階の階段を上がった 正面の部屋を見て びっくりです。 上下も 横幅もいっぱいに ピカソのゲルニカが在ります。
戦火に苦しんだ有様を これほど シンボリックに表せた 絵は日本にはありません。 馬の目から流れる 泪に 心深く見入っていました。
次は 街に出て 100年以上も前から 造り津図けて いまだ かんせいのいきにほど 遠い ガウディーの設計したサクラダファミリア教会を探します。 ヨーロッパの 白っぽい普通のの街並の中に 黒っぽい葉を落とした巨木が 乱立しているかに見えてそこにあります。 いろんな動物なども くっ付いていて まだまだ 完成の イメージは浮びません。
地下の部屋に かんせいの模型が在ります。 全体の造形としては ウィーで見た 教会にも似ていないことはないのですが・・・ 奇妙さは 独特です。
町中の建物にも まったく直線の無い マンションなどもあります。 バロック様式とかでしょうか?? 後年 訪れたヨーロッパの各都市でも あちらこちらで 片りんを見ることになります。
夕ドラー47
一人旅に出るとき かばんは絶対 手を離すな お金は 見えないところに入れて桶! とうるさく言われ スペイン旅行では フランスで知り合った友人たちは 指輪が欲しかったら 指を切ってでも 奪っていくぞ!と すさまじい スリの話も聞かされて居ました。
あー大変です。 これからの旅の費用の半分は 鞄の中です。 しっかり梱包して 下着の奥に隠してますが・・・ カバンごと 持っていかれたのでは 如何しようもありません!?
気が小さい割に どこかで無頓着 そんな性格を うじうじ思いながら とりあえず 駅の事務所か?ポリスボックスは 何処だろうと 見渡していたら 隣りで座っている 北欧からの旅行者らしい青年の 大きな腰の下に 我が鞄をしいているでは在りませんか?? 僕が寝込んでいるのをいいことに クッション代わりにしていたようです。 ノーノー これは 僕のカバンだぞ!と 力いっぱい 奪い取ります。 僕の怒気の強さに 青年は にがわらいでヘラヘラしながら 避けてます。
失いかけていた 旅費の半分が 無事 帰ってきました。 失望から 回復した気分が ほろっと涙をこぼさせます。
夜明けとともに バルセロナ行きの 列車の出発です。
夕ドラー46
列車はバルセロナ行きに乗ったのですが 途中駅で みなさん降りてしまいます。 うとうとしていて アナウンスを聞き逃したか? ここから先は また明日の朝の出発になるのか 訳が分かりませんが みなさんについて 降りていきます。 もしかして ここは イタリアへの船の出る 湊町だったかもです。
おそい時間で 外は真っ暗です。 駅前に歯 ホテルの電光看板なども なさそうです。 また 客引きの 親父さんの登場を待つべきかと! 思ったが みなさん 改札口を出たあたりで そこらに座り込んでいます。 様子を見るべく 僕もそのあたりに座ります。 みなさん この状態で夜明かしする構えです。 駅員などからの なんのちゅういもありません。
僕も 覚悟して 鞄を倒し 画板を敷いて 場所を確保です。 あー とうとう サバイバルツアーに参加したのでもないが 遂に 野宿です。
サバイバーになった僕は そんなじょうたいでも 何処ででも 夢を見る事の出来る人間になったようです 。 いつの間にか 寝入りこんで そして はっとして 目を覚まします。 僕は画板をしいただけで 犬ころのように まん丸待って寝ています。 頭の乗せていたはずの 鞄の存在が無い えー ど どど どうしよう!?
夕ドラー45
目覚めたら 犬扱いの納屋のベットを さっさと後にします。 一緒に到着した 女性2名はどうなってるかな? やはり もう出発したのか それとも 売られていったのか 2度と見ることはありませんでした。 アルハンブラ宮殿に向かいます。 坂野始まりにホテルの看板があります。 そこに 今夜の予約をして 荷物は 預かって貰い 小高い丘の上の 大理石を張り巡らせた 白亜の宮殿は 目の前です。
これまでの スペインの街とは 全く趣が異なり あちらの山から水道をひき 緑の樹木も茂り 水をたたえた池に歯 睡蓮の花が浮かんでいます。 宮殿の内部は アラベスク文様のタイルを張り巡らせて まるで イスラムの人員です。
美女数百人と言われる 後宮の 小さな窓を見つめていると 名曲 アルハンブラの思い出の物憂い ぎたーのメロディーが 一瞬 頭もによぎります。
それにしても 観光客はいないですね。 のんびり スケッチをしたりで 2日間を過ごし
次の目的地 バルセロナに向かいます。