土曜日に森と水の公園に行きます。
今年の桜は少し遅かったけど、
先週末の暖かさで一気に花を咲かせ見事です。
例年だと桜が咲くと雨が降ったり、
冷え込んだり、風が吹いたりで、
結局、見ごろの頃が台無しに成ります。
今年は東日本の大災害を悼んでか、
我らが西日本の桜は悲しいほどに美しく咲いてます。
森と水の公園は我が町の奥に、
従来在った池を利用した市民公園です。
土曜日の午後に行ったのに池の畔の桜は、
里山の緑を背景に、水面に枝を伸ばし、
空に広げ一斉に咲き誇って居るのに、
見ているのは我らだけです。
春爛漫の風情を楽しむのは我らだけです。
絢爛豪華な桜を一人占めです。
お花見も自粛ムードでしょうか?
トレ君に「ほらさくらだよ!」と、
桜に鼻を向けさせても、「其れが如何したの」と、
素知らぬ顔です。
ドッグランをさせても気乗りしない感じで、
可愛い子も居ないし「団子屋でもないかな?」と、
言いたげです。
此の公園、トレ君ではないけれど、
こんなに素晴らしく桜が咲いているのに、
何かが欠けている感じで、魅力が乏しいのです。
爽やかな解放感が無いのか?団子屋が無いからか?
何だか勿体無い公園です。
など思っていたら良い匂いです。
もしかしてこれはバーベキュの匂い!
トレ君うなだれていた首を上げます。
公園奥にオートキャンプ場が在ります。
一組さんがじゅーじゅう肉を焼いてます。
トレ君と「一口贈れ!」と、見つめます。が・・・
結局 僕も花より団子でした。