トレイス君「お風呂だよ」と、
トレイス君専用に造ったマイ露天風呂に
入って頂こうと、
晴天のつづいた暖かな日に、
石鹸、化学タオルなど用意して、
お風呂を進めます。
「嫌だよー」と、トレイス君尻込みです。
「露天風呂は恥ずかしい?」
「寒い!」、日差しは暖かだけど、
そよぐ風はちょっと冷たいですかね」
あれこれ聞いてもトレイス君は、
黙ったまま、頑として動きません。
リードを引いても、お尻を押しても
足を踏ん張ってます。
宥めすかして、やっと入ってもらいます。
それでも温かいシャワーを掛けてあげると、
目を細めて気持ち良さげです。
「はい、トレイス君反対側を向いて」と、
今度は向こう側にシャワーを掛けようとすると、
「回れないよー」と、言ってます。
そうです。大きなトレイス君には
お風呂が小さすぎます。
むりやり向きを変えさせようとすると、
トレイス君が飛び出そうとします。
「あっ、いかんよ」と、抱き止めます。
ぐじっっ!「いて、て、て。て」
あわてて、無理な姿勢で、重いトレイス君、
腰を捻ってしまいます。ぎっくり腰ですね。
失敗、失敗、大失敗です。
折角のトレイス君のマイ露天風呂、
まず広さ、狭すぎました。
そして高さ、中途半端な高さです。