3-通関 搭乗
時刻が来て、いよいよ飛行機に搭乗です。
今回は家族参加が無く、晴眼者は自主的さんのみ、
男性単独参加は四名、内 全盲者二名、
女性は単独参加は三名、内 全盲者に名、
そして弱視の御夫婦が一組です。
添乗員さん二名でこれだけの面倒を見なければいけません。
添乗員さんに連なって登場手続きに進みます。
わー、如何成ってるか分かりません。
手荷物検査で荷物や上着をカゴに入れます。
我らは自分の手から離れた物は直ぐ見失います。
白杖も奪われて
おたおたしながら出国、通関です。
手続きが終わった所で自主的さんが待っていて、
男性陣を纏めてくれてます。
トイレ!って、声が上がります。
我らは外に出るとトイレが不安です。
自由に自分でいけないと常に気になってしまいます。
其の点 まるで幼稚園児の様に、気に掛け
零さない様 朝顔の位置を教えてもらい、手洗いをさせてもらい
いろいろと面倒見てもらわねば成りません。やれやれ!
あれあれ!もう免税店でお土産を買ってる人が居ます。
飛行機は満席です。
僕は初参加の女性と隣り合わせです。
いいなぁー!って感じ出男性陣から声が掛かります、
良いか?如何かはこれからです。