36-飛べ 飛ぶんだ!
少し搭乗時間が遅れているようです。
時間が来てもゲートが開きません。
きょうは快晴、遅れているのは天候の性では有りません。
暫く待って、やっとバスがでます。
路面からタラップで搭乗です。
乗り込んでシートベルトを締めて、スタンバイオーケー!
あー、三十分待っても飛行機は始動しません。
ざわざわ、皆さん不安げに囁き合ってます。
所在無さげに酸素マスクや救命胴衣の着け方のデモンストレーションが有ります。
滑走路が混み合っていて、前に六機待機中とアナウンスが有ります。
一時間経過です。わーショッピングが・・
如何して遅れてるんだ!俺も分からない!と、機長もお手上げのアナウンス。
如何してくれるんだ、我らの最後の希望。
ちょっと見てきてよ!って言いたいです。
一時間半も過ぎて、やっと飛行機はのろのろと動き出します。
しゃかしゃかせんかい!と、飛行機の横面を二、三発張り飛ばしたい感じです。
ごろごろと重たげに気体を引きずって飛行機は滑走路に到着です。
飛行機もやっと本気をだして、ごぉーっとエンジンを吹かして飛び立ちます。
あー、此の時点で我らの最後の希望、タックスフリーは消えて仕舞います。
しょんぼりと希望無きフライトです。
そして、乗り継ぎに間に合うでしょうか?
乗り継ぎは同じ飛行機会社だから待ってるだろう!いや、切り捨てられるかも?
眼下にアルプスの白い山々が見える!と、言ってます。
サービスのワゴンが来ます。
僕は物凄く喉が渇いたのでジュースとお茶を貰ってがぶがぶ飲みます。
我らが楽しんだ冬の国は過ぎていきます。