昔の人は正しい!

 一月七日は七草粥の日
疲れた胃に、優しい粥を食べて癒します。
あー其れなのに僕らは十日まで、
こってりご飯を食べ続けてしまいました。
腹はつっぱるし、胸はむかつくし。
かなり食傷気味の風情です。

 十一日は鏡開き
お飾りから下ろした鏡餅を切り分けて、
善哉を振舞います。
 昔、鏡餅を切る頃には、鏡餅はコンクリートの堅さです。
父は頑張って出刃包丁で切ろうとします。
コンクリート餅は人の力では切れません。
出刃の上をトンカチで叩きます。
其れでも手に負えない時は薪割りを持ち出します。
そんな欠片を火鉢の火で焼いて、
膨らんだところで善哉に入れて食べたり、
醤油を着けて食べたり、歯応えがあり、香ばしくって
美味しかった。
今は懐かしい味に成りました。

 其れでも善哉は食べてみよう。
イタリアンなんか食べていたので、
お正月の餅がすっかり余っています。
母のように小豆を練炭火鉢でことこと煮たりは出来ません。
スーパーで買ったレトルト善哉を電子レンジで温めて
トースターで凍らせた餅を焼いて、即席善哉を作ります。

 あー 十一日目も満腹です。