バリアフリーは如何します?

 傷つき汚れる事を気にしている大理石の床の講堂は
医療福祉大学です。
じゃ!病人や障害者に優しい工夫
ユニバーサルデザインやバリアフリーに留意してますか?

 入り口はバロック風に大げさな階段を
二階まで上がりロビーに入ります。
其の階段は少し幅広で調子が撮り難く
足が引っ掛かってしまうのです。
たぶん 全部を確認した訳ではないのですが
点字ブロックの施工も無かったような?
 講演会場には外の騒音が入ってきます。
防音が完全でありません。

 午後 トレ君は靴を履かずロビーにでます。
直ぐ 係りから 靴を履かせて下さい!と
注意が入ります。
 ちょっと聞きますが・・
もし皇族の令夫人がハイヒールで来られたら、
ロビーの入り口でお脱ぎいただくのですか?
 いやー 其れはありません!の答えです。
そうですよね!白杖だって禁止出来ませんでしょ。
だからトレ君に靴を履かせたくない!と 頑張ります。
またナイロンの留め紐を噛んで血が出るのも嫌です。

 係りさんと訓練師さんの協議の結果、
トレ君の素足の許可が下ります。
しかし、許可書が発行されているのでもないから
以後も何度も 靴 履かせて下さい!の注意を受けます。
ああ〜ぁ うんざり、
早々に会場から抜け出します。