昔の村落に・・

 我が家は昔からの村落の中に在ります。
周りが変わっていくのに取り残され・・
未だに家の前までタクシーは入ってくれません。
雨の日や 夜は困ります。
 それでも昔に比べて道幅は
少しづつ広く成ったのです。
 僕の子供の頃は芝車(大八車)が
やっと通れるだけの細い道でした。
我が家は 父が分家で
田んぼに囲まれた土地に新築でした、
春から夏にかけては水田から漏れる水で
道は何時もぬかるんでましたね。

 此の頃は農家で稲を作る人はいなくなり・・
納屋や菜園を新地にして、新築したり
分譲したりで だいぶ様子が変わってきました・・が
車の進入経路には苦労しています。
 人口は其れほど増えないのに・・
家と車はどんどん増えてます。
 新家(しんや)!と呼ばれていた我が家が古い方から
数えた方が早くなってしまいました。

 わが町 一番のお屋敷の蔵が壊され
今日は塀とご門も無くなっていました。
明治 大正 昭和がどんどん失われて行くようです。