17・27日 リスボンの夜は深けて・・
ホテルの前やロビーにはクリスマスイルミネーションが
チカチカ輝いてます。
ちょっと日本的な食事に満足で 結ったりの夜です。
じぃじぃは部屋ではネットは繋がらないといわれているのに
ピコピコ スイッチを入れたり切ったり所在なさげです。
ロビーは繋がるらしいが 行くほどの気力無しです。
今夜は僕が先にバスルームを・・
セビリアでも もいできたオレンジをいれましょう。
気持ち良く ほんわか 出て直ぐ ベットへ うとうと
暫くまどろんで目が醒めます。
あれっ!じぃじぃの気配が有りません。
バスルームもひっそりとしています。
時刻を確かめると夜中過ぎ・・
じぃじぃが お風呂に入って 小一時間は経ってような・・
浴槽で水死 心臓麻痺 良くある事です。
僕は遺骨を抱いて帰る破目に成るのでしょうか?
じぃじぃ 生きてる?とバスルームに声を掛けます。
わっ!寝てた!と 声が聞こえます。
何だ生きてる! ほっ 大丈夫のようです。
あっ そうだ 一昨日の夜です。
回想文とか書いたので 書き忘れてましたが・・
其の夜も 僕が先に風呂に入って 早々にうとうと
あれっ バスルームの様子が変です。
チャプチャプ 海辺の様な音がしています。
バスタブから水が溢れて バスルームが洪水だ!と
シャワーカーテンが外れてたか?バスタブの湯が溢れたのか?
今 思うと其の時も眠ってしまっていたのでは?
じぃじぃが 困惑しきりの声です。
僕は眠気が勝って ウトウト 話が耳をかすめ
睡魔に襲われ 再び眠りに落ちます。
じぃじぃは 其れからバスタオルに洪水の水を含ませては
バスタブに絞込み 大騒動だった!と 朝もぐったり
一時間も掛った!と 言ってます。