昨年末に親族の叔父さんが亡くなり
葬儀にトレ君と参列します。
葬祭センターは我が家から歩いて
15分ぐらいで行ける近さです。
此の頃 周りに亡くなる人が多く
トレ君とも 何度も其の葬祭センターには
参列しました。
葬儀の荘厳な雰囲気がトレ君にも分かるのか
緊張して 何時もに増して静に伏せております。
参列されている方々も 其の姿に感心して頂けます。
今までは 其の後の精進上げの供応には遠慮して
トレ君と先に失礼しておりました。
だが其の日は 皆さんが余りにトレ君を褒めるので
気を良くして 供応の弁当を頂いて帰る事にしました。
我らのテーブルは 僕に近い親族でまとまります。
トレ君もテーブルの下で静にふせています。
後日の話ですが・・
精進上げの席におられた人から 食事の席に
犬が居て気持ち悪かった!とかの声が聞こえます。
恐がる人も居るので攣れて来ない欲しい!とも
言ってるようです。
トレ君は 歩き回る訳でも、増して吼える事もありません!
最後の方で 僕の従兄弟達がトレ君に声をかけるので、
少々 僕の足の間から顔を覗かせる事は有りましたが?
亡くなられた叔父さんの一族は 公の職を待つ人が多く
そう言う人達が 盲導犬の立場を考えた発言が出なかったのに
大きなショックも感じました。
此れでは 災害の時 避難場所にはトレ君は行けません!
悲しみより 空しさの残る葬儀でした。