美術館に行く時は
一番は美術作品 本物に触れる!
だろうと思うのです。
視力の有った三十年前ごろまでは
あちらこちらと美術展を求めて行きました。
思いもかけない 想像以上の傑作 力作に
出会え 感動し 豊かな気分に成れました。
視力が衰えて来ると
美術館に行っても どうせ見えないからと
消極的な気持ちに成って 段々いかなくなりました。
時に思い立って行った時も 作品は水
美術館の雰囲気を楽しむ為 美術館カフェで
そのアートな空間を楽しむのみに成って居ました。
最近のアートの中には 参加出来る物
体験アートなどがあります。
そんな作品は アートな気分に触れる事が出来
嬉しかったのです。
しかし 美術は目で見て 感じる世界です。
どうしても十分な満足感は得られませんでした。
最近 今回の様に視覚障碍者が
美術に触れる企画が行われるようになってきています。
藻しかして 目以外の感性で美術作品を観照する
きっかけを知る事 見つける事が出来れば
以前の様に 美術館巡りが 此れからの神聖の
楽しみに成れば”と心から思うのです。
今回の企画は 残念ながら失望の実でした。