ジョイ君の思い出

 我が家に遊びに来たジョイ君は
行儀よく パピパパさんと入り口に並んで
こんにちは 遊びに来ましたよ!と逝っている感じに
 私がガラス戸を開けるのを待っています。

 入って来ると 久しぶりに会うトレくんと
何を如何話してそうなるのか分らないけど
 二頭で 居間 厳寒 台所と
どたどたと二度 三度と駆け回ります。
 トレイス元気か? そうか! よかったな!
と 声を掛けてくれてるのでしょう。

 もう ジョイ君もトレ君も 青年を過ぎ
壮年期に入る頃だったので ふざけ合って
ガウガウなどはしないですけど・・

 よく二頭は並んで窓の外を見ていることが有りました。
その図方がトレ君のイエロー ジョイ君のブラックと
色こそ違うが 頭から耳の栓 背中から尻尾と
相似形で 右絵お観て左を向いてと動きまで全く
シンクロしているのです。
 何か 彼らには無音の合図がるのでしょうか・・?

 そんな様子は仲の良い兄妹を観る様で
とても ほほえましく目に移りました。

 ある日 またそんな様子を見せていたかと思ったら
突然二頭で 表通り の法会
脱走して行ったのです。
 うーん 彼らは無言の通信で何か悪巧み・・
外に遊びに行ってみようぜ!とジョイ君
うん あっちに 面白い所があるよ!とトレ君
そんな 言葉を交わしっていたのでしょう。

 二頭は 直ぐパピパパさんに連れ戻されましたがね。

7月31日 ジョイ君は一人で あちらの世界に
旅立って逝ってしまいました。
トレ君にどんな言葉を残したんでしょうか。