此の脚立から落ちたのだ!

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・大怪我です。
血圧が落ち着いて、診察です。
「痛いところ全部言って」と、医師が言って
其の部分をレントゲンで写します。
右から落ちたのでしょうか?
右顔面、右手首、右肩、右胸が痛いです。
それらの部分を角度を変えて写します。
「痛いです」、早く痛みを和らげて欲しいです。

「あ、あ、右手首折れてますね」
やっぱり!手首が一番痛いです。
ギブスが作られ、巻かれます。

「口をゆすいで」と、洗面に案内されます。
口の中がじゃりじゃりしてます。
地面の泥に混ざって、歯の欠片が
ぽろぽろ落ちます。
上前歯が下唇に刺さって、
唇がざっくり裂けてます。
医師が針と糸を取り出して、
裂けた唇を、針をチクリと刺して縫い始めます。
「あたたた!痛いですー」、涙がぽつりです。
「痛いの?」と、医師が麻酔をしてくれます。
医師はボタン付けの様に、キュっきゅと糸をしごいて
傷を縫いつけて行きます。
「歯は歯医者で治して」と、言われます。

「三日後に山陰旅行に行くのですが、行けます?」
と、問えば 「様子を見ようね」との答えです。
「あー、それから、念のため頭のCT撮るから」
そうです。僕は頭から落ちたのです。