ヘルメール展

「ヘルメール展」上野の森美術館 11月28日
今年の芸術の秋は ヘルメール展で上野の お山は大騒ぎ
いつ行っても長い行列 其れを観るだけでうんざりだ・・
観ないかな!と恐れをなすボクちゃん
えーっ 一挙に8点も揃うって
奇跡じゃないの 観て置けば!とワン吉
どうしょうかな??チケットも高いし と 尚も躊躇のボクちゃん

 先日 日曜美術館にてヘルメール展の紹介が
在りました。
芸能人が出て来て あれこれわいわい
描かれている情景に視点を向けすぎのお喋りトーク
うーん なんだろうね。女子会!?

 僕は初めて見たヘルメールは

「真珠の耳飾りの少女」です。 
アムステルダムの王立美術館です。
観客の居ない 古い建物の展示室を巡っていると
ふっと此方を向いて居る少女像に出会います。

 沢山のレンブラントを観た後でしたので
その違いに驚いたものです。
 レンブラントの絵は デッサンをして
色を重ねていく まずオーソドックスな
手法を強く感じましたが。
ヘルメールの真珠の耳飾りの少女は 光 空気 
時代 そして思いなどのすべての粒子が
画面の中に ふぁーっと集まり
結晶したような不思議な絵画絵画とは思えない
存在感がありました。

 この一点の感動があるから 僕は
上野の森には行かない!