トレ君を引退させた我が家は
何杯も広く成った様な?暗く寂しい夜です。
どんどん視力が悪化 光さえ感じられなく
暗い世界で 随分 盲導犬トレ君には
支えられていた事を思い知ります。
本来なら引退犬は 訓練所で受け渡しとなり
直ぐ 次の候補犬との訓練に入り
喪失感を感じさせないシステムに成って居るとの事でしたが・・
トレ君は逆方面の高地に行きます。で我が家で引き渡したのです。
次の朝 見えない眼の頼りなさながら
独りで大阪の訓練所に向かいました。
いつも 隣に居てくれたトレ君がいないと
薄情にすがっての旅は 心細かったです。
岡山駅 新大阪駅と乗り継ぎの駅員の介助がシステム化していて
とてもありがたかったです。
それに 下りようとデッキに立つと
一緒に降りましょう!と声も欠けてくれる人も居ました。