パイプオルガンは天国に導いて・・・

車椅子さんとは同じ階の同じ廊下だったので
誘ってもらって、聖母教会のミサに出掛けます。
教会に着いて、「あっ!」と、思います。
教会の入り口は何処も階段です。「どうしよう!」
朝の見学ではガイドさんが居ましたが、今は居ません。
誰か教会関係の人を見つけて、リフトを使わせてもらうか?
おろおろします。其の時です。
通りの向こうを歩いている添乗員さんを発見です。
「神さまって居ますよね!」 車椅子さんは
無事リフトを使えます。

今朝ガイドさんがドイツは無神論者が多いそうです。
教会にも冠婚葬祭ぐらいしか来ない!と、言ってました。
日本と同じ様な感じですね。
四時からのミサが始ります。やっぱり参列者は少ないかな?
パイプオルガンは柔かで、優しい音色です。
教会内部が音の渦に成って、わさわさと揺れ、
包み込んで天国に導くようなクライマックスで終わります。

教会のリフトは壁に抜け穴の様に有ります。
古い石の教会に此れが付いているのに感心します。
恐々ですが、我らも此れに乗って降ります。
イチメートルほどですが下ると、すぐ通りにでます。
外はもう夕暮れていて、向こうに
クリスマスマーケットの明りが見えてます。

車椅子さんがクリスマスマーケットの散策をする、と言うので
トレイス君と着いて行く事にします。
添乗員さんも其のまま着いて来てくれて三人です。
小さい時から夜盲の有った僕はほとんど夜の祭には
行った事が有りません。
夜の祭の散策、何だか嬉しく成りますね。