展覧会を 見に行ってくれた小学校時代のゆうじんからから
会場の入り口には、仙波君の作品を使ったポスターを額縁に入れて、 イーゼルに の せて、案内していました。 会場は、こじんまりとした細長い 部屋でしたが、おしなべて、大きいサイズで、 ま た、原色に近い明るい色で、のびのびと描いた作品が多いことと、照明も明るく、広 い野原にいるような、広々とした空間を感じました。 そのような中、仙波君の作品は、文化村の会場と、東急デパートとの間にある、1 0メートルくらいの通路に向けて、ちょうど、デショーウィンドに飾ってあ ディスプレーのような展示の仕方で、会場の中からは見えなくて、通路を 通っている人から見えるように展示されていました。 出品作品の多くは、絵や文字(書道作品もありました)が、書けることの喜びを、 表現しようとしているように感じましたが、 仙波君の作品は、人の根源的な性(さが)を見つめて、その性(さが)を持ってい る故に、問題も抱えている。その問題を解決するための、テーマとモティーフという でしょうか、明確なコンセプトを提起していている作品で、展覧会全体の雰囲気を、 凜と引き締めていて、別格のオーラのようなものを感じました。 家内の手術が在ったりで 少し、曇った気持ちで会場に伺いましたが、作品を、拝見し、鑑賞したあと、喫茶店 で、 コーヒーを飲みながら、余韻に浸っていると、心の中に、明るい光とさわやかな空気 ような湧いてきました。皆さんの作品から頂いた、ちから、だと思いました。感動で す。 良い機会を頂いて、ありがとうございました。。