若いころの話です。 上品な 美の象徴は美智子妃殿下でした。 我々下々の物と違い 美智子さんなどは ブドウを食べても タネは 口の中で 元の皮に入れて出されるのだと まことしやかに 言われていました。 60ねん前のそのころは ブドウと言えば タネが付きものでした。 われら子供たちも ブドウを食べるとき タネを口の中で 皮に戻し 口から そっと出す 上品な作法を 試してみてました。 ベロだけで その動作は とても困難ですが 時にできることがありました。 出来ると 鼻高々 で ええ所のぼちゃま気分です。