祭りの後

 村の鎮守のお祭りで 例年なら 一昨日から 太鼓台と言われる 金糸 銀糸で 竜や天守閣を 立体的に刺繍した 飾り撒くや 房をつるし これでもかと言わんばかりに 飾り立てた 山車が とんと子 とんと太鼓を響かせ 町内を練り歩いているのですが  今年は 自粛でひっそりです。  御輿も軽トラックで 雅楽を流しながら 走り抜けていっただけです。
 にぎやかに過ごした後の お祭りも 淋しさが後を引くものですが・・  何もなかった お祭りも コレマタ 闇から闇をさまよったような 味のないわびしさを残すものですね。
  日暮れて 外に出てみると 名月のころ 見つけることができなかった月が 中空に ひっそりと浮かんでいます。