人間は残酷です。
人種が違う。思想が違うと言って、
此れほどまでに弾圧し除外していきます。
O女史に楯突いた僕は、ツアーの中で孤立していきます。
取り巻き連は冷ややかな態度です。
思い出すと、言い切れない無念が浮かびます。
此処に小さなテレジーンが存在します。
収容所の処刑場です。
子供達の遊ぶ庭やプールの横を通って受刑者は
処刑場に入っていきます。
処刑場は焼きレンガの高い壁に囲まれて在ります。
受刑者は壁際に立たされ、近距離から
打ち抜かれたのです。
庭は記念公園に整備されているので
不気味な様相は無いのですが、
トレイス君は処刑の壁に向かって
一声「クィーン」と、泣きます。
トレイス君には、其の凄惨な日々が見えるのでしょうか??