検疫所は中年の男女の獣医?さんが居て
対応してくれます。
男性の獣医さんは物凄く大きくって、
口髭も有ったかな?無かったかな?
ドラマに出てくるお医者さんのように頼もしくって、
とても優しいです。
女性の方はてきぱきとして書類などを作ってくれています。
部屋の感じも良いですね。
と,行っても僕好みかもしれません。
昭和初期の事務所です。
木製のドアに、木枠の窓、ぺパーミントグリーンに塗られ、
レトロなムードいっぱいです。
検疫が終わった時、此の部屋で記念写真を
撮ってもらいます。あ!残念、
其の時、裏から誰かが来て男性の獣医さんは
そっちへ行ってしまい、写真には入りません。
僕らは外に出て、ガイドさんを少し待ちます。
トレイス君に「しっちゅ」と、言った時です。
「貴方の訓練所では、そんな命令語を習ったの」
「あー、かわいそう、トレちゃん そんなに大きいのに
赤ちゃん言葉を使われれ!」と、
突然、うしろからユーザーHSの金切り声の叱咤です。
び、びっくりです。
無事検疫も終えて、ほっとした一瞬なので、
何が起こっているのか、理解できません!!
其の時、ガイドさんと添乗員さんが出てきて、
次は役所へ、
検疫書類に確認のサインを貰いに行きます。
今度はトレイス君は前の席に変わってもらいます。
「うしろ狭いだろ」と、後ろの席になった
ユーザーHSに声を掛けます。が、何の返答も有りません。
なんだろう、こう言うのって。
役所から出て来た添乗員さん
「此れで、ワンちゃんも一緒に帰れますよ」と、
無事サインをもらって、
大きな役目を果たしたように、晴れ晴れとした声です。
「ありがとう御座いました」
トレイス君と一緒に帰れないと大変です。
もう早く帰りたいです。
今直ぐでも飛行場に行って帰りたいです。