再びの岡山ー5

 同行の造形作家のKは 触っただけでは分らんな!と言ってます。 一目瞭然と言われているように 見えるKにとって 見ることで 80%は理解できるわけだから あとの20%では おぼつかなさを感じるのだろう と 触ってみる鑑賞では 納得いかないのが当然と 思えます が  しかし 見えることのない我々は  触って 残りの20%の感性に 頼るしかないわけです。
だが 学生時代から へいめん作品  絵画を親しんだ ワン吉にとっては 触ってわかるところがほとんど無い その世界に 一番興味を覚えるのですからして・・・
 触る美術展では そのジレンマは解消されません。
 展示 最後あたりに からくり玩具がありました。 回転運動が上下運動や 他の運動に変動しながら動く玩具です。 江戸時代に歯 ばねも発明され 時計やからくり人形へと 発展していったと思います。  Kもワン吉も これには 文句なく 楽しむことができます。 そして ダイナミックな想像も生まれました。