再びの岡山ー6

 ワン吉の場合 見るだけでなく 造る立場からも考えてしまうので なんばー5では混乱してしまいました。
 これらの作品で もしかして 欲しければ もらえるとしてで 考えてみました。
 等身大の人物像が 数体並んでいます。 様々の素材で質感を違えてあります。 その中の一体が 硬質な身体に 差し出された右手が 柔らかな ゴム状の樹脂で造られていて 触ると 血の通っているような  あたたかさとじゅうなんさに  気もちが悪いほどのなまなましさを感じます 人体表現の技法も確かなものがあり 彫塑としても評価できます。まず これを下さい! 玄関に置いて  訪問者を驚かせましょうか!?  次に眼を付けたのは 多分自然石を ハートがたに磨き上げた作品です。 石の形態を残しつつ ハート型にしてありますので そのハートが 本割としています。 毎日撫でていたいですね。 日が当たると 温かなふとん になるかもです。
 三つめは前方後円古墳の凹型の模型です。 盛り上がるべきところが くぼんでいるわけで それが 逆に想像力を刺激します。
 勝手に欲しがってもくれないでしょうが 自分のものになったらと おもうだけで いろんな面で 満足感に満ちてきます。
 Kは猫の造形がほしなーと言っていました。 顔がこちらを向いて 体が 横に向いています。 足が長く いつも寝転んでいる 猫のイメージからは遠い物でしたが それが 動物的でよかったです。