夕ドラー46

 列車はバルセロナ行きに乗ったのですが 途中駅で みなさん降りてしまいます。 うとうとしていて アナウンスを聞き逃したか? ここから先は また明日の朝の出発になるのか 訳が分かりませんが みなさんについて 降りていきます。 もしかして ここは イタリアへの船の出る 湊町だったかもです。
 おそい時間で  外は真っ暗です。 駅前に歯 ホテルの電光看板なども なさそうです。 また 客引きの 親父さんの登場を待つべきかと! 思ったが みなさん 改札口を出たあたりで そこらに座り込んでいます。 様子を見るべく 僕もそのあたりに座ります。 みなさん この状態で夜明かしする構えです。 駅員などからの なんのちゅういもありません。
 僕も 覚悟して 鞄を倒し 画板を敷いて 場所を確保です。 あー とうとう サバイバルツアーに参加したのでもないが 遂に 野宿です。
 サバイバーになった僕は そんなじょうたいでも 何処ででも 夢を見る事の出来る人間になったようです 。  いつの間にか 寝入りこんで そして はっとして 目を覚まします。 僕は画板をしいただけで 犬ころのように まん丸待って寝ています。 頭の乗せていたはずの 鞄の存在が無い えー ど どど どうしよう!?