夕ドラー55

 シネマスコープの雷ショーを楽しんでいる場合ではありません 深けていく スペインの 荒野の真ん中で とうとう 列車は止まってしまいます。 乗客の皆さんは ぞろぞろと降りていきます。 えっ またですか? 駅舎の土間の お泊りになるのですか・  外を見ても ホテルの灯りなどもありそうでも 有りません。 あー  うー と考えあぐね 独り意を決して 列車にとどまることにします。 車掌も駅員も 誰も 声をかけに来ませんし・・・
 こ一時間もすると雷鳴も落着き また 乗客の皆さんも ぞろぞろ 乗り込んできて 列車は 音もなく動き出します。
 スペインの列車は 日本と違い 出発のアナウンスなどは あったことがないような・・・ 遅れても 気にしないような?感じです。
 プレーゴー パサーアポルテと のんびり声で 通関の役人が  通っていきます。判を押すでもなく国境を越え フランスに 戻ります。
 しるぶぷれー シルブプレェ と 座席の間を ちらちら見ながらだけの入館検査です。 こちらも 入館の印はおされません。 僕はフランスのピザを取っていないので できれば 滞在期間を伸ばすため に夕刻日時を入れてほしいのですけどね!