マルセーユです。 幼いころから 失明すると診断された視力です。 その反動からか 物を見て 捉えることに執着が生まれ 絵を描くことに興味を持ち 毎日 会がすることが遊びとなります。
中学では 美術の時間に 講義もあります。 教科書には ギリシャ文明から ルネッサンス そして近代絵画の様々なさくひんまで 色鮮やかに紹介されています。
油絵にあこがれ 買ってもらった 日本の 近代作家の生い立ちや 活躍を知ることとなります。 明治以降では 画家の目はパリ画壇の憧れで 沢山の 渡航が記録されています。 そのころは 日本郵船で インド洋を経て 一か月もかけての 旅です。
僕も 視力のある間に ヨーロッパの全ての美術を見てみたいと 高校時代から ひそかな夢と 望みでした。 当然 両親は そんな事例の無い かいがい旅行は 視力のことも重なって 猛反対でした。 それから 現実に ヨーロッパに目指すときになり日本郵船に問い合わせますと 一昨年から 優先の其のコースは 廃止となっております との返事をもらいます。 いま マルセーユの港に立っております。 もう少し 3年も早かったら 此処から 僕のヨーロッパ旅行は 始まったのか!と ひなびた港で 考え深く 暫く 鴎の飛び交う様子を眺めて 過ごします。