もうかなり前です。
二十年ぐらいに成るかもしれません。
今日、二月十一日の建国記念日に、
高松港からフェリーに乗ります。
其の日は凄く天気も良く暖かな日差しが有ります。
甲板に出て潮風に吹かれながら、
瀬戸大橋や島々を眺めていたのです。
暫くするとです。
目が痒くって、痒くって!どうしょうもなくなります。
目の中に何かが入っている感じです。
洗面所に行って目を洗い流します。
それでも何とも成りません。
潮風になびく前髪が目に入って刺さっているのでは?
と、もう一度、洗面所に行って、
持っていた髭剃りで前髪をばっさっと切ります。
其の時は、ざんばら髪に成る事より、
其の痒さに耐えられなかったのです。
其の時分には、花粉症”っと言う意識は無かったです。
其の年は其れ以上の症状も出なかったのです。
その後、年を重ねるごと、
此の建国記念日頃、春一番が吹き始めると、
目が痒くなり、鼻水が出て、微熱の在る様な、
うっとうしい症状が段々酷くなります。
「あー、花粉症だ!」と、其の頃に成って、やっと自覚します。
そして、あの日のあの時が
「僕の花粉症記念日だ!」と、思い起こすのです。