おいしいご飯ー18

 つきあがって ホカホカでぴかぴかの餡餅 早速父は 一つつまんでパクリ あっ その前に 餡子も一つつまんで  自作の 餡子二個入りの餡餅にして ほっぺたを落としながら食べてます。  わーん 僕も欲しいよう 甘えて 母さんに 餡子がダブルの餡餅を作ってもらい 親子で 頬っぺたを落としながら ぱくぱくの甘党親子です。
ふた碓目は 丁寧に突き上げ お供え餅を作ります。 先ず 床の間に飾る 鏡餅です。 丁寧に  盛り上げて 鏡餅は輝いてます。
それから神棚や  仏壇や 台所や 井戸の神さん 用など小さな重ね持ちを 沢山作ります。                                         その後 豆入りやヨモギ餅 伸し餅にする赤や緑や黄色の あられ用のもちもつきます。 さん原文ですから 八ぢょうまに 積み上げた物蓋でいっぱいになります。 朝から始めた 餅つきですが 夕暮れ近くまでかかってしまいます。
 片付けが終わると 大根と鶏肉の 鍋がふるまわれます。 これまた 美味しくって 冷や飯にぶっかけて  何倍でもいけます。 みなさんの 腹にも 鏡餅が重なってます。
そのころには  あっち此方から聞こえていた ホイパッポ ほいぱっぽの掛け声もいつの間にか病んでいて 後は 大晦日を待つばかりです。