僕のオリンピックー6

 オリンピック年の早春です。 聖火ランナーの記者会見で 東京に出かけます。 東京駅までも迎えがあり 会見場の帝国ホテルに直行です。 帝国ホテルは皇居のすぐ前です。 バンケットルームへの老化は 広く 和風の設えで まるで大奥乗ろうかです。
 会見場は記者さんやテレビカメラでいっぱいになっております。 流石 オリンピックは 世界的なイベントです。
時折 パシャパシャとカメラのシャッター音が 雨のように降りかかってきます。  テレビで時折見かける タレント産の結婚会見のようです。
 ひとりづつ 一言のあいさつをします。 星野監督さんは 地を這ってでも 聖火を次の走者につなぎます。と 大げさに行ってみたのに 誰も笑いません。 そこって 笑うとこですよ!と 僕は 思ったのですけど・・・ 大物の トレ君は 挨拶が終わると 僕の後ろで のんびり昼寝です。
   早くも夕刻のニュースに出たらしく ホテルに帰った 僕に 次々と 個人的に質問や日を置いての取材依頼が きます。 ゆっくり 夕食が食べれません タレントさんって これじゃたいへんだな! と 僕は 思わぬ何かと社会勉強をします。