夏がゆく!ー7

 時代小説を 読んでいますと 水菓子売りが出てきます。 水菓子とは どんなものだろうか? まさか 江戸時代には 氷は売っていないだろうし トコロテンとかわらび餅かな?と もっと 冷たい何かかと 思ったりしていましたが・・・
  ある時知ったのは 水菓子とは  瓜とか桃とかの 夏の果物だと知り なんだか  拍子抜けしましたがね
 僕の 子供のころは 自転車の荷台に アイスボックスを積み チリンチリンとベルを鳴らしながら アイスキャンディ屋さんが来ていました。
 まだまだ家庭に 冷蔵庫のないごろ 真夏の 氷は 別世界の冷たさでした。 それに 甘酒アイスは感激物でした。
お宮の 夜店では アイスクリン と言われた アイスクリームのようなものも 売り出され始めまして・・・ 都会の 味でしたね。
 最近 かき氷が人気復活ですが 昔の じゃりじゃりした触感ではなく ふんわり 阿淡雪の様な 繊細な 其のうえ ソフトクリームとかも添えた おしゃれな かき氷になっているようです。  しかし この照り付ける太陽の下では じゃりじゃりした氷の山に 赤い苺シロップがかかった かき氷がにあいますよ!