雨が上って、朝から日差しがあります。
朝日が昇ると、トレ君と散歩です。
小学校の横を通って、お宮に行きます。
それからお寺をお参りして、ぐるっと回って帰ります。
お宮もお寺も、近年新築されました。
其の性か、何かよそよそしいというのか?
味気無いのです。
散歩から帰って、朝食です。
朝食を食べながら
亀井勝一郎著「古寺巡礼」を読みます。
再建された法隆寺や薬師寺に氏も同じ思いを
抱いているようです。
僕も行ったのですが、再建されたお堂の中の
仏たちも樹脂のレプリカに見えました。
時代を経た物の美しさ!と、言うだけでなく
建立された時代の悲願とか気迫が、
今の時代には無いのでしょう!
僕の幼い頃のお宮やお寺は
本宮や本堂も開け放されて、
縁側で遊んだりしたものです。
すっかり綺麗に成ったお宮やお寺は
しっかりと戸締りされ、進入を拒んでいます。
儀式以外に人の集いも無くなりました。
それを時代というのでしょうか?