今日の夕方です。
明日の朝食のパンと牛乳を買いにスーパーに行きます。
パン売り場に近づくと、
「あらっ!犬」って声が聞こえます。
「盲導犬よあれ」と、もう一人の人が言ってます。
「高松のラジオで言ってたわ、
食料品売り場には連れて来てはいかんのよ」
とも言ってます。
誤った情報です。先日あさひ訓練所の岡山講演の事は、
確かにニュースに流れていましたが・・・
其の二人の女性・オバサンは
丁度、食パン売り場のの前に居るのです。
トレ君と近づくと、「わぁー!」とか、大声を出すのです。
そして「食べ物の所に何で連れて来るん!」と、怒ります。
盲導犬保護法の事など説明しようと思っても、
此方の言う事は聞く耳持たずって感じで、
「はよ向こう行って!」と、追っ払うような仕草です。
「あ、あ、気持ち悪い!」
毛が飛ぶから早く行けと言うのです。
あんまりの言い方ですから、
「アンタだって頭の毛に何か巻いて来いよ」と、
やっと言い返します。
頭に血が上ったので、
スーパーの中で方向を失って仕舞います。
牛乳売り場が分らなくなって、おろおろします。
買い物客の親切な女性が、
手を取って案内してくれます。
何とか無事買い物終了です。
でもレジに向かう時、そのパン売り場の傍を通ると、
「犬やか連れて来てな!」と、
また聞えよがしに言われます。
まだパンの前で立ち話をしています。
此のスーパーにはトレ君が来てずーっと行ってます。
初めてのときは店長さんにお話しをさせてもらいました。
其の前から介助犬入店OKのシールが
ドアに張られてました。
日本盲導犬協会の募金箱も受付に有ります。
食品売り場はご飯を作ってくれていた隣りのばぁちゃんが
病気に成った昨年から行ってます。
行く前には毛を梳かし、服を着せていきます。
生物、裸で陳列されている所には
近づかないように此方も気使いをしています。
おおむね買い物客の皆さんにも
好意的な目で見てもらえていました。
こんな嫌な状況は初めてです。
毛の問題に解決は有るのでしょうか?