自前の座布団

空き箱に腰掛けてトレ君のグルーミングタイムです。
大きなトレ君にあっち向いてもらったり、
こっちを向いてもらったりして、ブラッシングです。
何だか此の頃、お尻がぐりぐりして痛いです。

僕はピーク時より10kgも痩せたので、
お尻の肉も落ちたのでしょう、
僕のお尻が尖った感じです。
まだまだ残っているお腹の肉を回しましょうか?

トレ君はすっかり夏毛に成ったのに、
お尻の毛は、ふんわりふあふあです。
以前、読んだ本にです。
スキー場で一冬を過ごした家族の男の子ですが、
スキー村の喫茶店の女の子に恋をします。
そして毎夜、その喫茶店に通い続けるのです。
箱入り娘の彼女は夜の街には出てこれません。
何日も何日も男の子は喫茶店の前の凍てつく路上に
座って、維持らしいほどに待ち続けたのです。
すると、どうでしょう、その冬に男の子のお尻の毛が、
いつもの年の数倍もふんわりと伸びたのです。
あっ!これはワンちゃんの
男の子と女の子の恋の話しです。

ワンちゃんは自前の座布団を
用意する事が出来るんですね。
トレ君も、冷たいセメントの床や電車の鉄の床に
座って待たねばいけません。
それで、しっかりお尻に自前の座布団を
ぬかりなく用意してるんですね!