蒸し風呂状態のインタビュー、なかなか乗れません。
それでも10時に成ると蝉の声も止んで、
ブラスバンドの練習も終わります。
ほっ!窓を開けます。
外気が!外気が涼しいーです。
インタビュー続行です。
目の病気の事、中途障害の困惑など聞かれます。
インタビューでは一切相槌は有りません。
編集の邪魔になると、他の声は入れません。
しーんとし中で、粛々と僕が答えていくばかりです。
自分で話しを盛り上げ、転回させていかねばいけません。
だんだん空しく、切なくなって、
落ち込んで、涙声に成ってしまいます。
そして、収録は終わります。
引っ張り出してた作品も片付けて貰い、
撮影機材も手儀は良く片付いて、終わりです。
ちょっと、打ち上げの昼食会をと、言っていたのに、
さーっと、帰って行ってしまいます。
僕の夏が終わります。
またトレ君とふたりだけの生活に戻ります。
収録の気分を引きずる様に、
ますます暗い気分になります。
空しさが残ります。