2‐ロケの旅 序曲
今日は七月八日 木曜日です。
詐欺?真実? 詐欺?真実? と、
思い巡らせている間に、一日過ぎ
トントンと、ドアをノックする音です。
八日の昼過ぎディレクターさん到着です。
わー、早い、何も教えないのに直接我が家です。
「本当に東京から来たの?」 猜疑心が・・
投稿文や家や作品、何もかも褒めてくれます。
うーん!良い気に成ってる場合ではありません、
相手をじっくり見極めねば!
黒いTシャツに白い上着のディレクターさん、
其処ばかりが目だって顔は分かりません。
お客様好きのトレ君は、嬉しそうに擦り寄って、
都会の匂いを嗅いだり、甘えたりしています。
話し方は柔らかで、都会的でもあります。が・・・??
ひと通り、旅のいきさつや、
網膜変性症の事を話します。
「では、一緒に旅に行きましょう!」と、決定です。
ディレクターさんの頭に番組の構想が出来たようです。
其の後、部屋の中や家の外やあっちこっちを
デジカメでパチリパチリです。
うっ!もしかして詐欺の構想が出来上がったのでは?