手術室に入ると
手術場のナースさんに引き継がれます。
常に腕にはめている認識番号を確認です。
そうそう、取り間違い手術事件も有りましたね。
手術台に寝かされます。
ペリーッ!と、紙の手術着の胸を大きく破られます。
心電図のチップが胸に留められます。
横では、麻酔科のドクターさんが
麻酔薬の指示を出してます。
あっち、こっちで世話しなく動く気配がします。
手術台が狭いので手を留めます。足も留めます。と、
手術台に括られてしまいます。
万事休す!もう逃げられない!と、思った
其の瞬間から僕は意識が有りません。
ぱっと明るく成ったような気がして、目覚めます。
「手術終わりました」と、ナースさんが。言ってます。
「今、午後七時です)と、告げられます。
えっ!五時に終わる予定では??
そんな事を思った瞬間、全身が激痛につつまれます。
麻酔から覚めた時は、痛みも無かったのですが・・・
どんどん、どんどんと、痛みが折り重なって来ます。
紙の手術着では無く布の寝巻きに成ってます。
パンツは脱がされ紙おむつに成ってます。
知らない間にあれこれされてます。
病室に帰ります。
「心配したよ。幾ら待っても帰らないから?」
「六時に成っても帰らないから、どうなってるだろう?と、思ったよ」と、隣のばぁちゃんが
不安だった二時間を話しています。
全身麻酔は初めてです。其の侭覚めなかったら
どうしよう?など手術前に言ったりしてました。
結局三時間の手術の予定が
五時間も掛かって仕舞ったのです。
腹をカッターナイフでめちゃくちゃに切り刻まれた様に
あっちもこっちもザクザクと、痛みます。
痛み止めの筋肉注射を打たれます。
全然利きません。
全身に油汗がどーっと噴出します。
寝巻きが夕立に合った様に、びょしょびしょです。