今朝のテレビで松茸狩りならぬ
椎茸狩りを映しています。
思い出します。
父と二人きりで暮らしていた頃です。
料理は僕の担当です。
庭で椎茸を栽培していた時も有ります。
父の兄や姉の所から、沢山の取れたて椎茸も
届けられます。
新鮮な椎茸は椎茸ステーキです。
唯フライパンで焼きます。
焼き立てに橙酢を搾って醤油を掛けてたべたり、
生姜醤油で、シンプルに食べます。
父は味の付いた料理は好きでは有りません。
自然で単純な料理が好きです。
取れたて椎茸は香りも良く、
ぎしぎしと歯触りもしっかりしてます。
「旨いのー!旨いのー」と、言って、
丸々太った椎茸を幾つも食べます。
「松茸より 旨い」と、言ってぱくぱく食べます。
老いていく父との貧しい食卓です。
椎茸ステーキに漬物に白いご飯の献立です。
侘しいようでしたが、
涙が出るほど熱く焼けた椎茸をほうばった時の
幸せが懐かしく思い出します。