中世そのままに

20‐迷路の街
ウエイターさんが調理場に行って、
殻や爪の付いた手長えびを撮影して来てくれます。
めでたしめでたしですが、
僕もちょっと、殻つき 手長えびみたかったです。

一時間ほど車を走らせ、アドリア海に突き出した出島のような古都 トロギールに到着です。
バスの駐車場を出ると、
右に教会の鐘楼が見え、左は小さな船の溜りです。
其の鐘楼の聖ロブロ教会に入ります。かなり大きな
ゴシック建築ですが、ほとんど窓が有りません?何故
正面玄関の彫刻は見事です。

教会の横は街の中心広場です。狭いですが・・
やはり街の主要な建物と大時計が有ります。
総督府ですか裁判所ですか、回廊を備えた建物の前
には、犯罪人を縛った鎖が残っています。

くねくねと細い迷路を抜けて、反対側の
海に面した門に出ます。
入り江に成っていて、向こう側にも建物が並んでいます。そして此処にもボートなどが停留されてます。
海面が白杖の先がとどくところに有ります。
Sさんが白杖で海面を叩いてみます。ぴちゃぴちゃと
アドリア海の飛沫が夕日に光ります。
街の門の隣に、回廊の様な立派な建物があります。
閉門の時間までに帰れなかった町民が其処で
夜を過ごすのだそうです。それも楽しそうです。

狭い路地は日暮れて暗く成ります。
中世の映画の中を行くように、
我らは、くねくねとバスへ向かいます。

「トイレ!」と、誰かが言います。
ガイドさんが「有料だけど」と、最初の
船溜りの脇にあるトイレに案内します。
「クロアチヤで一番高いトイレですよ!」と、言います。
でも、おしっこは我慢出来ませんよ。
「わー!閉まってる」と、ガイドさん悲痛な声です。