33‐オレンジのライトアップ
レインコートを着ていますが、雨のかから無い所へと、
我らは急ぎます。
クロアチア最古の薬局が在る
聖フランシスコ修道院に入ります。
棚には沢山の薬ビンや薬の調合の為の道具が
置いてあります。
教会が貧しい病人を助ける
慈善事業もしていたと話されます。
僕はキリスト教徒ではありませんが、
一般の人の生活や心に深く入ってきている所は
いいなぁー!と、思います。
えっ!こんなに遠くまでもと、思いますが。
内親王の元紀宮さまが来られたそうです。
皇室外交も凄いです。
外に出ると、幸い雨は上がってます。
が、辺りはすっかり暗く成ってます。
修道院や大聖堂の外観は、もう観れません。
向こうの方がオレンジ色のライトで
ライティングされています。
さながらギリシャ悲劇のセットのようであります。
でも、此方側も明るい内に観たかったですね。
此の時期は、余りにも夕暮れが早すぎます。
天然の湧き水のオノフリオの噴水です。
ぽちゃぽちゃと水が滴り落ちている音がします。
添乗員さんに水の滴りに手を当てさせてもらいます。
それほど冷たくも無く、舐めてみるとしょっぱくは無く、
ミネラルウォーターの味がします。
噴水の前からは一直線に道が
海に向かって伸びてます。
「いいかんじだ」と、添乗員さんが言います。
僕は街灯の連なりは見えるけど、
建物の様子は分かりません。
きっと古い建築物を街灯の光が照らし出して、
幻想的な美しさなんでしょう。
「胡椒クッキーの売ってるお店探してくるわ」と、
ガイドさんが脇の通りに飛んでいきます。
僕らは街灯の在る通りを冷やかして行きます。