友達との食事は中華です。
珍しい金柑酒を頼み、
料理はマーボー茄子や酢豚、
麺にチャーハンと、あれこれ分け合って食べます。
美酒に酔い、美食に舌を鳴らして、
夜風も火照った頬に気持ちが良く帰ります。
わっ!玄関を開けびっくり!
其処に怒りに狂った
トレ君が仁王立ちでは有りませんか!
置いて行ったトレ君の事、すっかり忘れてました。
魔法の棒の威力のすっかり消えた
トレ君が其処にいます。
「何処へ行ってたの?」
「何か?良い事してきたでしょう?」と、
鼻先をクンクン押し付けてチェックです。
「止してくれ!古女房の様な真似は」と、
振り放しても追求は納まりません。
「ハーしてごらん」と、吐く息もチェックです。
ちょっと晩御飯を食べてきただけだ!と、言っても
許してくれません。
挙句の果ては口の中まで調べられそう!
「あっ!そうだ トレ君 夜食の時間だね」と、
トレ君の器を取りに行きます。
あ そうだ夜食を貰わねば!と、
気持ちがそっちに移ったトレ君、
さっきまでの怒りが飛んでます。やれやれ!!