旅は北へ・・3

17日 木曜日 朝です。
真夜中過ぎ二時半に目が覚めます。
五時に家を出るつもりです、
三時半か四時には起きねばと、思っていたのですが、
ちょっと早い目覚めです。
でも、もう一眠り!では、寝過ごしてしまいます。
テレビを点ける。
被災の番組が続いています。
地震速報が鳴ります。旅も不安です。

三時半に成ったので起き出します。
今日から冬型の天気予報でしたが、
それほど寒くない気もします。
五時少し前、用心で真冬の服装で出発です。
真っ暗な路地をトレ君に頼って通りに出ると、
早くも、通りにはライトを落とし気味にして
タクシーが待っていてくれます。。
「お客さんを待たせるといかんから早めに来た」と、
親切そうな運転手さんです。

暗い街を過ぎて直ぐ駅に着きます。
親切な運転手さんに甘えて、
自動販売機で何か飲み物を買ってもらいましょう。
そして駅の中まで案内をお願いします。
「三人ぐらいお客さんが居るよ」と、教えられます。
「有難う御座います。助かりました!」

あそうそう!もう一度、念の為、暗い駅前広場に出て、
密かにトレ君のオシッコをさせます。
列車の時間が近づいたので、
皆さんホームに向かいます。
階段を上がって陸橋を超えて行かねばなりません、
トレ君も駅には何度も来ているし、
難なくホームには出れます。
ホームに居る人に、
予約している七号車の停車位置を聞きます。
未だ少し先の様で、其処まで連れて行ってくれます。
其の位置には一人待っている人が居ます。
「乗る時、ドアの位置を教えて欲しい」と、頼みます。
列車が着いて、ドアを教えられ乗り込みます。
其の人は六号車の予約でしたが、
七号車の僕の席までも案内してくれます。
偉そうな感じの人でしたが親切です。
座席に着くと、やっと車掌さんが来てくれます。
早朝は車掌さんも一人で急がしそうです。

此れで一安心!
さっき買ってもらった飲み物を飲み、
持ってきたパンを食べます。
瀬戸大橋に近づくと、少し空が白んできて、
島影が淡く浮かんでいます。