ペンギンさん反応なし

次は「ピューマ」のオリです。彼は大興奮です。
トレイス君をぐっとにらみつけ、
威嚇しながら、激しく左右に動いています。
「ここはいやだよぉー」と、
トレイス君は逃げ腰です。

次はペンギン広場です。
氷の山の様なパノラマの中に
沢山のペンギンさんが居ます。
でも、トレイス君にも反応なし、
唯、唯、立ってます。
今日の天気は暑すぎますか??

「あれーっ!」 もう周りに誰も居ません。
我らは取り残されてます。
そろそろ、河馬の餌やり体験に行かねば、
「どっちだ!どっちだ」 大きな三叉路です。
「こっちよー」と、叫ぶ声が、
右手から誰かが声を掛けてくれてます。

もう 皆さん河馬のプールの前に集合です。
河馬さんも、大きな口をあんぐりと開けて
スタンバイです。
「餌を上げて下さい、かまれない様に」と、
係員さんからの注意です。
「河馬にかまれる。そんなカバな」と、
芋や人参のぶち切りを、ポイポイと一個づつ、
皆で大きな口に放り込みます。
5,6個貰ったところで、河馬さん
むしゃむしゃむしゃと噛み砕いて食べてます。
「こらっ!」と、トテイス君が係員さんに怒られてます。
トレイス君は河馬さんより、河馬の餌の箱を見ています。」
つづく