独居老人の正月ー9

正月三箇日  七草がゆ  十日えびす と正月行事が進んで   そして今日は 鏡開きです。 鏡餅ではないけれど 切り餅を焼いて  善哉を食べました。 これで 正月行事は終わりかな!
 腹から わき腹の 帯状疱疹はなかなかおさまりません。 歌両方では 一時しのぎ 完治はほど遠いような 不安です。
 クリニックに行きます。 あっちは 帯状疱疹だが こっちは ちがうかな と よく聞く薬だ と言って中部をいただきます。
 わき腹あたりは 痒いかゆいがおさまりません。 テレビを見ていると乾燥肌の事をやっています。 そうです エアコンと 電気毛布にくるまっているワン吉メも 帯状疱疹の上に乾燥肌になっていたのです。
テレビでは お風呂に入っても ごしごしこすらず 掌で 優しくこすり洗いをしなさい!と行っています。 一応 そう心掛けているのですが・・・ 痒いところに手が当たると ついつい ぽりぽり を始めてしまい 何だか気持ちよくなって  いけない 止めなくっちゃ と わかっているけど やめられません。
すると 皮膚が傷つき 暑い 呂のゆがみにしみて もうその時は 後の祭り  裂傷が 裂けて 仕舞ってます。 それが 悪循環で 傷が 広がるばかりです。
 ケアマネさんが 話に来て ワン吉さんて 手の甲が綺麗ね とか言います。 そうですね 今のところ手の甲は 痒いかゆいがなくって で 裂傷もなく無傷です。 何かほめて かえらねば とおもったケアマネさんは 底を見つけて とりあえず 褒めたのでしょう。 痛々しい わき腹を見せれば良かったかな!?
 なんとか 早く治したいです。 手のにグローブでもはめねば  わんわん ワン吉

 

独協老人ー8

朝から雪予報 其のうえ テレビでは いろいろと感染症の ニユースが流れてますし・・・ そんな危うい日ですが 今年最初の 出前授業の予約が入っています。 何だか行きたくないな! 炬燵に潜り込んで 独居老人の得意技 横に侍らせた パク君を なでなでしながら 惰眠をむさぼりたいのです。
 でもじかになると ボランティアセンターから迎えの車が 無情にもやってきます 。 パラパラと霙の降る中出かけます。 高速道路より 山側の小学校です。 車から出ると ピユーン 非常な風が吹きつけてきます。 目は覚めますが 気分が萎えます。  教室は充分に温めてくれています。
 パク君はその温かさに 体が ムズムズ痒くなったのか 落ち着きかねています。 3時限目の授業が終わったあたりから 折角温めてくれていた教室が じわーっと 冷気がしみ込んでくるような感じがしたと思えば 黒い山を背景にして 静かに 音もなく 白い雪が 降り積もっていっているようで す   ボラセンの女性運転手さんがわー 山を降りられるかしら?と 不安な声を出してます。
しかし この学校にはもっともっと上からも通ってきているはずです。 半ズボンの男の子もいます。 もうすこし この雪が早めに振っていたら 休校になったかもですが・・・
 我らの帰り道は 嘘のように 雪がありません。 わが家辺りは やっぱり 町なんでしょうか? 風は めきゃつめたかったですけどね わんわん

独居老人ー7

 夜半から ばらばらと窓に 霙の様な音が吹き付けております。 パク君の 朝一番のトイレに出ると霙はやんでいますが・・・ 冬のドラマの効果音の様な ぴーぷーと北風が吹きつけてます。 ひゃー 寒い   パク君のトイレは ワンツーの合図で さっさと出してくれるので 大助かりです。
今日は 今年初めての 同行援護の 車に手の 買い物日です。 車だからいいけど この状態で 歩けと言われたら ひ弱な 独居老人は 死にます。 凍死ですー
 蜜柑かいたいな 干し柿は有りませんか? 有るけどたかいですよ とガイドヘルパーさんが言います。 はいはい わかりました。でも買います。 高くっても 季節のものは 一度は食べておかねば 我ら老人には 確かな 明日は無いのです。
 午後から 散歩に行きます。 まだ 風もおさまらないし 防止が飛びそうだし 今日は やめようかな!?
 いやいや 明日に 生きるために 今日の 一歩が大切ですぞ!
 昨年は 未だ近くの オオガタスーパーが 営業してましたから 5分ほど頑張ったら 其のスーパーに行けましたから スーパーに入ってしまえば 全館 オールだんぼうですから 館内を上に 下に と うろうろするだけで かなり散歩ができてました。
 管内はもちろん あっちこっち ロープが張り巡らされてます。
 あと思って 探ってみると 駐車場の 西と 北側に アーケードがありましたね。 底のテナントの建物は残っているので・・・ 西風と北風が避けられて 日差しは届くので思いのほか あたたかな 散歩道です。
 一日一歩三日でさんぽ さんぽ進んで二歩下がる ヘルペス 除けの 歌を口ずさみながら 其の回路をうろうろさんぽして来ます。  わんわん

独居老人の正月ー6

今朝は雨です。で 今日の歌は 雨雨フれフレ ぴちぴちちゃぷちゃぷ らんらんらん やっと 痛みを忘れさす ケイカイナリズムに当たります。 昨年 暮れの みぞれ交じりに吹き付ける寒い日です。 友人が電話で とても暖かい パジャマを見つけたからほしかったら 買ってきて  あげるよと言います。
そして わざわざ 次の日に 自分の買ってきた パジャマを見せてくれます。  裏表が 起毛になっていて 軽く やわらかです。  友人の買ったのは黒です。 くろかぁ 黒は買わないことにしています。 折角だけどごめんと 断ります。
友人は 息子さんにかってやるからと 高速で 西へ二つ目のインターにある ショッピングモールまで会に出かけます。
 それから また電話がかかってきて 明るい緑グレーがあったけど S寸しかない から駄目だよね と残念そうに言います。 そうだめ パジャマはゆるいほうがいいからね と 話がそこで 終わったと思った ら・・・
今度は 東へ高速で二つ目の大型すーぱあに そその 明るい色のM寸があるから買ってきてあげるよ!と どうしても 着せたいらしく 電話で問い合わせをしたようです。  独協老人の僕は 貧乏たらしい みじめな服装をしているので 正月には よほど そのあたたかなパジャマを着せたいらしいのです。
買えたかえたよと ゲットできたことを 電話で うれしそうに知らせが入ります。
わー 買えたんだ!そして 30分もすると 持ってきてくれます。 7千円が3割引きです。
 友人は 自分の気に入った物なら あっちこっちに買いに行きます。  ズボンや 上着も 推薦されます。
 あっちのパンがおいしいから こっちの とんかつは 柔らかよ よ! どうせ ろくなもの食っていないのだろうとも思われているらしく と 食べ物も 買ってきてあげるよ と 言ってくれます。 折角言ってくれているのだからと 出来るだけ 断らないようにしています。 断ると 悲しそうな顔をするし 時には 当たりもありますし・・・! めずらしい物に出会えることもあります。
で その パジャマは 大晦日に おろしました。 おすすめ道理 和やわらかで 軽いのに 暖かです。 夜のトイレが少なくなるよ! と老人には とても気になる問題も解消の事です。 そして 化学繊維なのに 静電気が起こりません 化繊のパチパチは嫌ですからね。 そのてんはいいのですが  ごっつい襟がついていて ごろごろしすぎるのは難点です。
 と 少々文句はありますが・・・ 大晦日から 新年4日まで 昼も夜も 出かけることもなかったので 其のパジャマで過ごしました。 逆に 寝るときは 余りゴワゴワするので 脱ぎましたが・・・ 独居老人の 久々の あたらしい洋服の話でした。ワンワん

独居老人の正月ー5

 昨日のうちに 28日から 一週間も我が家で過ごしていた 娘や孫も 夕方までにかえって行ってしまいます。
 夜になると そうでなくっても 真っ暗な景色にしか見えない目ですが 一層 我が家や庭も 闇が深くなったようで 重く沈み込んでいます。  独居老人の状態になって ひさしいのに 体調の悪いせいもあってか  いつもより独りが 身に沁みます。
あたたたた ヘルペスが あっちとこっちで 痛み始めます。 急いで 歌を口ずさみます。  逃げたにょうぼにや 未練がないが・・・ 越智千穂氏がる 我が子がかわいい・・・ こんな歌でも 痛みは抑えられてます。
 7歳ほども若い友人ですが 奥さんと別れた上に 去年 脳梗塞で倒れ 一年近く入院していましたが 昨年の暮れに 退院しましたが ひとりでは どうにもならないと 介護施設に入所します。  正月に電話してみます。 餅は食べたか お屠蘇は飲んだか?と聞き来ましたが餅は喉につかえると危険 お酒は けつあつにわるいとか そんなことで 煮ものばかりの正月の膳で有ったとか・ まあ 安心安全ですが・・・ それもむなしいことです。
あー いかんいかん ヘルペスが痛むではないですか さみしい独居老人でもいい もう 残り少ない人生 好きなものを食べて
気儘に過ごせる 在宅でいたいのだ!  あ そろそろ パク君のご飯を用意する時間です。 あっわすれてはいけません  俺には お前という 強い味方が あったのさー もう ごはんのくれるじかんだ とぺろぺろ 手をなめに来ています。

独居老人の正月ー4

 昨日 昼前に 隣の市の ショッピングモールへ出かけた  上の娘と 二人の孫は 夜の9時が過ぎても帰ってきません。 大型店舗と言っても 何時間も いられるほどのものでもないと思うのですが・・・
 4日の朝です。 部屋を見に行ってみると帰りの身支度をしています。 たくさん買い込んだ荷物が 旅行かばんに入らないと うんうん言いながら 頑張っています。
 昨夜は 10時過ぎに 帰ってきたようです。 我が家の娘と 独りの孫は 誰に似たのか 随分 太め何です。 それで その ショッピングモール二しか 合う 服はないとかで いくつかの 福袋を ネット予約をして それを買い付けてきたようです。 それは トランクじゃなくって 布団袋がいりそうな おお 荷物です。
 そんな様子を見ていると わき腹のヘルペスが痛み出します。 ああー 此処にいてはだめだ その場を逃げ出して ムウミンママさんから伝授の 歌療法を パク君と そのあたりを歩きながら始めます。アンパンマンの トントン という リズムの曲を 知らないので 春が来た どこに来た とか 春らしい歌をと歌います。
川面に霞たち きみなき里にも はるは 忍び寄りむ君無き里にも はるは 忍びよりぬ と 繰り返すところで・・・  とつぜん 昨年の暮れに 続いて逝った 友の事が思い浮かび  皮膚の痛みは忘れたが  ぐぐっとぶねにせまるものがあって 泣けてきます。
  

独居老人の正月ー3

 昨夕のうちに  夫婦でやってきていた 大阪の孫は  早々に帰っていき  近くに住む 娘 母 子も遅くならないうちにと 帰ってしまい  一気に賑わいが半減 寂しくなります。
 残った 上の娘と 孫二人は 隣町の 大型ショッピングモールの売り出しに行くのだと 朝から化粧に頑張っています。  パソコンの具合を見てもらおうと思っていたのに 相手にしてくれません!
其のあてにしていた 下の孫は工専をでて  電機メーカーに努めているので 頼りにしていたのですが・・・
そうそう その 工専は高校から入って 成績さえよければ 上の専攻科に進むことができます。 で 高校の卒業祝いと 専攻科の進学祝いをもらっていないので・・・?  そういえば 他の孫たちは高校を出て 大学は それぞれに受験して進んでいき その都度 お祝いを せしめられていました。
 で その工専の孫は 車がほしいから その時の その代わりに 買ってくれ と言い始めています。 ええっ 車って 入学の祝い金などと 一桁も 二桁も違うのでは・・・?
 やっと お年玉から解放されたところなのに 独居老人は まだ 懐を狙われてます。 わんわん

独居老人の正月ー2

 昨夜のうちに  大阪の大晦日コンサートに 行っていた 娘と孫も帰ってきています。 それに 関西在住の孫も 2人 同行して帰ってきています。 一番若い孫蒸すねは一昨年結婚した 旦那もつれてきています。 急に 帰省組が増えて 正月らしい 賑わいになっています。
今日は 新年 二日目 以前は事初め とか言われて 書初めなどしていましたね。 小学校のころは それが 宿題で 少し長めの 半紙2枚分くらいの 書道半紙に 明けまして おめでとうございます とか 初日の出 謹賀新年 などと 学年が上るごとに 感じも増えて それらしい 課題が出ていたような・・・
 独協老人は 今日は晴れてもいるし と 昨年末から脱ぎ溜まった 洗濯物を 洗います。 まあ これが六居老人の 事初めってことになります。
晴れた日の 洗濯乾しは 気持ちがいいです。 もっと もっと 洗いたくなりますが・・・
 起きてきた孫が 着替えがなくなったので 洗濯をしたい とかいっています。 後で見てみますと 此方の洗濯物は 隅っこに追いやられ 物干し いっぱいに 女ものの洗濯が 所狭しと 干されています。 そんなに ひっ付けて干したら 乾かないよ と言ってやったが 利きません。
昼は 一緒に食べましょう と もう一人の孫と 娘もやってきて オンんなだらけの 新年の宴に混ぜてもらいます。 孫が学生ごろは ここで お年玉なるものを 渡さねばならなかったが・・・ みんな無事 大学も出たし 働いているし もうお年玉はやらなくっていいだろう。 それより お年玉など くれないいものかね?!
ぺちゃくちゃ の話は 大晦日コンサートや 次に目を付けている あっちこっちの コンサートの話で 盛り上がっていますが。 六居老人には 異次元の世界で もくもくと 寿司などつまむばかりです。 わんわん

独居老人の 正月

 穏やかな新年の幕開けです。 夜中には 除夜の鐘も響いていましたが 日の出の後の今は ぬら町じゅうが 今一度眠りに入ったのか 車の往来もなく 静かです。
  それでは と 朝ぶろに入ることにします。 じんわりと 温まっていると こちらも つい がっくっと首が落ちて ン眠りに入りそうになります。  溺れるほど 広くも 深くもない風呂ですが・・・ そのままになってしまっては 困ったことになります。
 頭を洗って 顔をあらって すっきりさせて 風呂から上がります。
 それから 切り餅を焼いて 昨夜の年越しそばの残った汁で お雑煮を作って 新年らしい 膳の真似事で いただきます。
 我が家の 盗めや孫の一部は帰ってきていたのですが・・・ 大阪の 大晦日コンサートに でかけていきます。 で 我が家に残っているのは  独居老人 独りです。
洋服に着替えるのも 面倒くさく う上から フリースのベストを羽織って 散歩に出かけます。 我が家のあたりは 新興住宅地で 若い家族が住むようになっているのですが・・・ 皆さん おじいちゃんおばあちゃんの所に行ったのか 静まり返っています わんわん