12月3日(火)、兵庫県姫路市にある姫路城へバリアフリー調査へ行ってきました。
現在姫路城は大改修中で城を建屋でおおわれ、エレベーターで城の屋根の高さまで見に行くことが出来ます。
そのエレベーターも2014年1月までということで、どの様に車いすにも対応しているかを調べてきました。
事前にホームページで学習。
車いすの見学には車いす一人に対して2~3人の介助が必要である、ということでした。
四国中央市ボランティアセンターを通じてボランティアを募集し、3名のボランティア、6名の車いす(電動4・手動2)、介助・家族・運転手7名で行ってきました。
社会福祉協議会のリフトバスと自家用車の2台体制です。
姫路城へは12時過ぎに到着。
昼食を済ませ、13時半大手門出発。
事前にホームページから見学の予約を入れていたので、入場口ではすんなり。
手動組は、電動アシスト車いすをすすめられ、そちらへ乗車。
平日なのでさほど混んでいませんでしたが、46mの登山スタート?
こんな感じが続き、ボラさんスタッフの手を借りながら無事登頂。
天空の白鷺(姫路城大天守修理見学施設)はエレベーターが2基あり、間近に修理の状況を見ることが出来ました。
山の怖さは帰り・・ではないですが、前向きや後ろ向きを駆使して降りていきました。
時間がギリギリとなりましたが、最後に建屋におおわれた姫路城をバックに記念撮影して帰ってきました。
ここまでの施設を取り壊すのはもったいないと感じました。
しかし、昔のままの工法で昔のものを再現する工事であることをスタッフに教えていただきました。
バリアフリーと歴史的遺産の調和には難しいものがあると思うが、期間限定ではあるが50年に1度の大改修を車いすで見ることが出来るのはすごく意味のあることに感じました。