2014年から2両編成導入され、2016年3月のダイヤ改正で増えた8600系電車新型車両ですが、乗る機会がありましたのでご報告。
今までの一席無い部分(海側)に加えて、
隣は二席無く(山側)、車椅子スペースと明記されています。
車椅子対応の多機能トイレものぞみ方式の円形ドアで電動車椅子でも入れます。
車椅子スペースはリクライニングできる広さがあり、三席無いので客室内で旋回できる広さです。今までの空調の効かないデッキに比べれば、やっと特急に乗ってる気分です。
しかし、注意点もあります。
新型導入に際して各駅に新しいスロープが導入されています。
が、その幅が600mm程度です。
一般的な電動車椅子幅が600mm、私たちメンバーは610mmや640mm・・新しいスロープは使えません。
これは車両乗降口に合わせた幅らしい。
車椅子スペースのある車両はその規格より乗降口が大きく作られているので以前のスロープで乗降できますが、新型車両は車椅子スペース車両以外電動車椅子の乗降ができなさそうです。
上記のようなスペースがあるので他の車両に乗ることはないのかもしれませんが、各車両のデッキに分乗していた時代を思えば寂しい気分も残ります。