小学4年生の総合的な学習の時間です。
車いすに乗っている人の生活ということで参加してきました。
11月初旬に依頼があったのですが、なんの打ち合わせもなく当日を迎えるという暴挙ワラ
授業前・・・
先生「自己紹介していただいて・・子どもたちからの質問に・・・そして、車いす体験ということで」
テン士「はい(打合せ終了)」
30分ほど、子どもたちの質問に答え、言葉だけでどれだけ伝わったのかは不明ですが・・・。
そして車いす体験どっちなんだろう・・・
乗る人の体験?
介助する人の体験?
乗る人の体験でした。
真面目に「車いすは僕たちの足です。これがないと、どこにも行けない。真剣な気持ちで取り組んでほしい」と伝え
車いすに座るときちゃんとブレーキがかかっているか
フットプレートを上げて座る
前に動かすときは、両手でハンドリウムを握って後ろから前に押す
後ろに行くときは、その反対
曲がりたいときは、曲がりたいほうを固定し、反対のタイヤをこぐ
と解説し、全員体験しました。
児童から
「難しかった」
「腕・肩が痛い」
「先生、もう1回乗りたい」
という意見がありました。
交流授業の講師がなかなかお説教をしないと思いますが、一言言わせていただきました。
テン士「「先生、もう1回乗りたい(どういう意図があったかはわからないが)」という言葉が聞こえてきましたが、最初にも言ったように、僕たちはお遊びで車いすに乗っているわけではない。言葉では伝わりにくいが、みんなの質問から車いすでの生活は大変なんだよということを伝えたつもりです。そのなかで、その言葉が聞こえてくるのは悲しい。いつも言っているのだが、先生に反対されるけども1日車いすに乗って学校生活を送ってください。掃除、ロッカーからものをとる、給食、体育、着替え等想像してみてください。」
隔年で交流授業に行っていますが、呼ばれる年と呼ばれない年の違いはなんだろう・・・。
2市1町1村が合併した当市ですが、1町のところからはお呼びがかからないな~(笑)