月別アーカイブ: 2011年3月

3回連続セミナー を終えて

こんにちは。Bae.テン士です。

第1回目「不自由な体で楽しく生きる」
この話が僕にとって一番必要な話だったかもしれない。
またDVDで見ようと思います。
打ち上げのときに
「一人暮らしするなら、早い方がいいよ。30代になってやるのはキツイよ」とのメッセージをいただきました。

第2回目「生きていく」上映会

「自分の親に北海道を見せてあげたい」との思いで
池田さんが自信がボランティアを自力で見つけ
自分の介護を親ではなく、看護師、ボランティアさんに見つけお願いする。
あきらめずに探す! 何事もあきらめずにチャレンジしてほしい。 とのメッセージをいただきました。

第3回「在宅医療的ケアを考える」

今の僕には直接医療的ケアには関係ないが、もしかすると将来的には必要になるときがくると思う。
しかし、今身近に必要としている人がいる。【自分の街で安心して生活!していく。】を保障するために必要です。

このセミナーを通じて・・・。
「生きる」とは「生きていると感じること」
中学2年のときに車いすに乗るようになり、周りの人はみんな歩いている。
「自分ひとりだけ・・・」というのを車いすに乗り始めると感じることだと思う。
数年後には、それが自慢になる。
そこから感じられる。「生きる」とは「生きていると感じること」
さらにそれを感じさせる、「ひとり暮らし」「旅行する」
それを実現させている人たちの話を聞けたことは、自分にとって大きなプラスになったと思う。

講演にきてくださった、みなさまに感謝申し上げます。

設立記念講演会第3回 医療的ケアについて考える 報告

3月20日(日)連続セミナー最後となる「第3回 医療的ケアについて考える」を開催しました。

第1回の自立生活を実践されている宮野さんのお話。
第2回のヘルパーサービスでは対応しきれない部分をボランティアを使って北海道旅行を実現された池田さんのお話。
ここまでのセミナーを通して、自分がどのような生活を望むのか、そのためにはどう動いていかなければならないのかのヒントを得ることができました。

そして今回第3回目は、現実の四国中央市で我が家での生活を望む場合、切っても切れない医療との連携についてみんなで考えました。
四国中央市の問題としては、身体障害者が短期的に入所できる施設もなく、医療ケアが必要な場合も対応できる病院が少ない。
全国的には、医療ケアの必要があっても、費用・対応の面で訪問看護だけの対応では生活が成り立ってゆかない。
というような現状があります。

1障害者が自立した生活を行って生活を送る場合、医療ケアにしても移動の問題にしても乗り越えなければならない壁がいっぱいある。
四国中央市へ向けては、それらが一つでも解消できるとともに、私たちが行っている障がいピアサポートセンターでそれらを意見集約し、市に対して提案できる方向性をつくっていきたいと思いました。

事業者・管理者・役所の立場から様々な意見を聞くことができ、現状の四国中央市を知っていただくいい機会になりました。
今後控えている障害者福祉法政策の変更に取り残されることないよう、障がいピアサポートセンターとしても知識を深めてゆきたいと思います。

3回連続セミナーを通してご参加の皆様、本当にありがとうございました。
私たちの知りたいことや疑問に思っていることを題材に進めたこのセミナーでしたが、当事者や支援者障害福祉に関係する方々に様々な感想をいただきました。
それらを今後に生かして障がいピアサポートセンターが四国中央市の障害福祉を考える窓口になれればと思っています。

開催中に東北沖大地震で災害を受けた障害者に救援金を届けるため、ゆめ風基金を通じた募金活動を開催しました。
8041円の募金を集めることができました。
障がいピアサポートセンターが責任を持って、ゆめ風基金に送金いたします。
ご協力ありがとうございました。

設立記念講演会第3回 医療的ケアについて考える

設立記念事業第3回目は、重度障害者が在宅で生活する中欠かすことのできない医療との連携について考えたいと思います。

連続セミナーも最終回となり、1・2回目を受けて、現実的な問題としてメンバーにも必要性を感じる医療的ケアについて考えたいと思います。
障がい当事者の共通課題でもあろう「我が家で住み続けるためには」をキーワードに、欠かすことのできない医療との連携についてサポート側・行政側・当事者側よりディスカッションを重ねられればと思います。

講師の方と当事者を交えてのディスカッション形式の座談会を企画しました。
参加者にも輪に入っていただき一緒に議論を深められればと思います。

  • 医療的ケアについて考える
  • パネラー
    藤田 英樹 四国中央医療福祉総合学院(進行役)
    髙塚 政生 社会福祉法人澄心施設長
    喜井 茂雄 有限会社スローライフ
    加地 宣幸 四国中央市障害福祉課副課長
    加地 秀行 障がいピアサポートセンター
    鈴木 太 障がいピアサポートセンター
  • 日時 2011年3月20日(日)
  • 時間 13:30~16時
  • 場所 保健センター1階
  • 紹介文
  • パンフレット